ベルギー産、極悪非道な犯罪者をドキュメンタリータッチで追った犯罪映画。

ありふれた事件


60年代くらいの映画かと思っていたら90年代の映画だったんですね。

列車の中でいきなり絞殺という面食らうオープニング。
そして死体の後片付け方法を得意げに語る犯罪者。ただ者ではない異様な雰囲気を醸し出しています。
沸点が高すぎて、意見をを言ったら何をされるのか分からない感じ。

何人殺したんだってくらい淡々と映し出される殺人シーン。その一方で家族中は円満という対比が逆に怖いです。
こういう現場を映す撮影隊も問題アリなのですが、だんだんと撮影隊も感覚がマヒして映画のためと犯罪に加担してエスカレートしていく様がモラルレスという感じで観ていて嫌な感じになります。

POV形式のスタイルってホラー映画だけのものかと思っていましたが、この手の手法が流行る前からベルギーですでに別ジャンルで撮られていたということに驚きました。

ラストのあのスッキリしない感覚もカルトな雰囲気満点だったなと思いました。

予告編