フィンランド発、本当のサンタは恐ろしかったという映画。

レア・エクスポーツ


サンタクロースを信じるある企業の社長がついに本物のサンタクロースを掘り当てるがそのころ近くの村では子供が失踪したりと奇妙な事件が多発していたといった感じの内容です。

主役はサンタが本当は恐ろしいと気が付いた少年と厳しいお父さん。
父子家庭でお父さんは本当はいい人なんですけど不器用なんですね。だから少年の話に聞き耳を持たず、むしろ家にいろって言ったじゃないかといつも怒っている感じなんですね。
まぁ少年も実際言いつけを守らない年頃+怒られ顔なんですけどね。

捕獲したサンタ、大人しいのですが汚い言葉とかタバコを吸ったりすると豹変、襲ってきます。サンタは空腹なので笑顔でクッキーをばらまいてゆっくり逃げればセーフという変なルールがあって楽しいです。
そんなサンタにもちゃんとオチがあるんですよね。

話を信じてもらえなかった少年も最後一人、勇者のように勇敢に戦おうとする姿にちょっと感動しました。大人も少年の言うとおりに戦いますよ。

タイトルの「レア・エクスポーツ」(RARE EXPORTS)の希少輸出品という意味でこのタイトルの意味もきれいに解決してスッキリするブラックな映画でした。

予告編


おまけ
アメリカ版ポスター

レア・エクスポーツ


レア・エクスポーツ

レア・エクスポーツ