当時、深津絵里がモントリオールで女優賞を受賞した話題作。

悪人


意外にも全体的によくまとまっていて面白かったです。2時間超えもあっという間でした。
配役がとにかく適材適所といった感じでみんなキャラクターにぴったりとはまっているところが成功の最大のポイントだと思います。特に女優陣がすばらしく、深津絵里もいいのですがやっぱり満島ひかりと樹木希林の二人がよかったです。

満島ひかりは妻夫木君にキレていつもの満島節全開というところもいいのですが、珍しく岡田君にキレられるというシーンに「あれ?」という表情をするところもよかったです。それに冒頭で同僚に軽くキレるシーンが一番テンション上がりました。同僚にまでキレるってどこまで凶暴なんだろうかと・・・

岡田君も「告白」の時の空回りしているんですがいい人そうというキャラクターとは真逆の今どきの心無い金持ちのところの息子という役がはまっていてよかったです。イメージとしては塚本高史がぴったりかなと思っていたのですが岡田君が意表をついていてよかったです。
あとは樹木希林が切なすぎて本当によかったです。この映画の中で、一番気の毒な気がしました。

と主演二人のことはこれっぽっちも書かなかったのですが、これはもちろん二人がちゃんとしている上で脇役たちの強烈な個性があるからなのです。


予告編