若尾文子と宇津井健のラブコメディ。

八月生れの女


今回の若尾文子はカメラ会社の女社長です。タイトルの「八月生れの女」とは若尾文子扮する女社長が八月生まれで八月生まれの女は気が強くて周りが振り回されてしまうからこういうタイトルになっています。

車をぶつけた宇津井健も実は訳ありで若尾文子に恋愛感情抜きで接近するためにわざと車をぶつけたのですが次第にお互いが気になる存在になるとう王道ストーリーに仕上がっていました。

若尾文子は勝気な女社長を好演していてよかったのですが宇津井健との相性はいまひとつという感じで、勝気な若尾文子に押されっぱなしで彼女の相手をするのはもうちょっとアクの強い俳優の方が向いていると思います。

結婚しない若尾文子に秘書の東野英治郎が結婚させようと策略を練って騙して四国の富豪の川崎敬三とお見合いをさせるのですが宇津井健とライバルになって恋の鞘当になりそうな展開もなく全体的に物足りない感じがしました。

堅物の秘書、東野英治郎は実は若尾文子の踊りの先生と密かに付き合っていたり、若尾文子は社長というセレブな設定なのでモダンな衣装をとっかえひっかえして脇役たちの面白さや見た目に華やかだった分、なんだかもったいないなぁと思うのでした。