監督はサム・ライミ、脚本には弟も加わったライミ印の逆恨み系の正統派ホラー。

スペル


オープニングのユニバーサルのロゴが70年代から80年代のロゴを使っているところからしてこれは何かが違うと感じましたがやっぱり一味も二味も違がかったです。

テンポもいいけれど話の展開が面白いというかよく出来ています。ドッキリシーンの連続で見落としがちになりそうなのですが序盤の伏線がしっかり効いているところもよかったし、老婆のビジュアルもすごいです。

車の中で襲われてアリソン・ローマンがホッチキスで応戦してこれも痛いのですが、入れ歯が外れてその口で噛み付くシーンはエグイです。そして外れた入れ歯をとっさに口に入れて上下が逆さになってしまうのですがそれが上手い具合に悪魔的なビジュアルになるナイスアイディア。

他にも「バベル」でアカデミー賞にノミネートされたおば様が霊能者役で登場し、オカルトちっくな儀式でアリソン・ローマンに取り憑いた悪魔を追い出そうとしたり、個人的にホラーの中でもオカルト的なジャンルが好きなのでこれは大満足。

ドッキリシーンも多彩ですが個人的には何かと言うと出てくる蝿が気持ち悪い。寝ている間に唇をこじ開け体内に侵入、そして昼間おなかの中で蝿の羽音がするって考えただけでもゾッとします。後は割りとアリソン・ローマンの口に色々とやばそうなものが毎日とっかえひっかえ入っていて生理的エグさも満点でした。

出演者も地味目なところがかえって良かったと思います。主役は最初エレン・ペイジだったようですがアリソン・で正解だと思ったし、アリソン・ローマンは悪魔に悪さをされている時とそうでない時の顔つきが全然違うように感じたのですがそこまで計算されているとすればさらに感心します。

予告編