タランティーノ待望の新作はマカロニウエスタン。

ジャンゴ


最初2時間45分の上映時間に相変わらずタランティーノの映画は長いなと思いましたが、やっぱりあっという間に終わって楽しかったです。
無駄話あり血みどろ場面ありと随所でタランティーノ色が強く一目見てこの映画はタランティーノの映画だなと分かります。

そんな今回の映画の印象はマカロニ版「キル・ビル」といったところでしょうか。
血みどろ感といいもだえ苦しむ感といい。
「キル・ビル」が好きな人は「ジャンゴ」も気に入ると思います。
がしかし、タランティーノの作風で一見そういう風には感じにくいかもしれませんが内容的には結構ヘビーだと思いますよ人種差別に関して。
奴隷にも、肉体労働系、メイド系、拳闘系と色々とあるんですね。もちろんみんな自由はないですけど。

カメオ的にちらりと顔を出す有名どころに関してはさすがタランティーノ。
マイケル・パークスやゾーイ・ベル特にジョナ・ヒルはニヤッとしてしましました。

クリストフ・ヴァルツはアカデミー賞助演男優賞を受賞しましたが、個人的にはサミュエル・L・ジャクソンの方がよかったですね。ジェイミー・フォックスに対する嫉妬心むき出しなところと鋭い観察眼で追い詰めていくところが。
オーバーリアクション的なところもとてもよかったです。

タランティーノもちょっと出ているんですけど自分の扱い方をよくわかっているというか、楽しんでいるというか。

他にも色々と書きたいのですがネタバレ要素満載なので控えますが、ジャンゴのすごさにうっとりする奴隷たちみたいなシーンは笑いました。

おまけ
キャラクターポスター
ジャンゴ

ジャンゴ


キングシュルツ

キング・シュルツ


カルビン・キャンディ

カルビン・キャンディ


ブルームヒルダ

ブルーム・ヒルダ


スティーブン

スティーブン