新文芸坐で一月末から若尾文子特集をやりますよ。
しかも来館してトークショーまであるんです。
ということで以前から若尾文子のテーマをやりたいと思っていたのでまずはさわりから。


若尾文子と言ったらパッと思いつくのは京マチ子、山本富士子と大映の3大スター女優だと思うんです。
これに野添ひとみをはじめ中村玉緒や藤村志保に叶順子あたりがつづくかなという感じです。(ベテランを除く)

この三大女優の中でやっぱり若尾文子は一番ですね。京マチ子のように濃すぎず、山本富士子のように冷たい印象もなく親しみやすい美しさがいいですね。

そんな若尾文子は青春ものからラブコメにサスペンスからどんなジャンルにでも幅広く白湯つ縁してオールマイティな人です。と思いましたが昔のスター女優はみんなどんなジャンルでもこなしていたんだよなぁと感じます。

今後は若尾文子が出ている映画の感想も書いていきますよ。


新文芸坐の若尾文子特集はこんな感じ。
8割くらいは観ているかな。未見の「積木の箱」と「砂糖菓子が壊れる時」はぜひ観たいですね。

個人的なお勧めは
・ヘビーな内容の「偽大学生」
・舞台劇風のブラックコメディ「しとやかな獣」
・岸田今日子が怖い「「女の小箱」より 夫が見た」
・豪華女優陣共演のコメディ「婚期」
・エロティックコメディ?「瘋癲老人日記」
・増村保造監督との記念すべき初タッグで和製シンデレラ的内容の「青空娘」
お勧めしたい映画はきりがありません。

1/26(土)
    赤線地帯(1956)
    祇園囃子(1953)
27(日)
    妻は告白する(1961)
    刺青(1966)
28(月)
    越前竹人形(1963)
    雁の寺(1962)
29(火)
    女系家族(1963)
    浮草(1959)
30(水)
    雁(1966)
    その夜は忘れない(1962)
31(木)
    婚期(1961)
    青空娘(1957)
2/1(金)
    爛〈ただれ〉(1962)
    「女の小箱」より 夫が見た(1964)
2(土)
    瘋癲老人日記(1962)
    卍〈まんじ〉(1964)
3(日)
    清作の妻(1965)
    赤い天使(1966)
4(月)
    女は二度生まれる(1961)
    しとやかな獣(1962)
5(火)
    氷点(1966)
    傷だらけの山河(1964)
6(水)
    積木の箱(1968)
    偽大学生(1960)
7(木)
    不信のとき(1968)
    砂糖菓子が壊れる時(1967)
8(金)
    濡れた二人(1968)
    妻二人(1967)