見た目が怪しい二人組が殺人鬼と勘違いされて巻き起こるスプラッターコメディ。

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら

韓国のリメイク版も公開されるので前から気になっていたオリジナル版を鑑賞。

田舎で本人たちは気が付いていないけれど、いわくつきの物件を買い休暇を過ごそうとしている見た目がとても怪しいだけの二人組が、都会からキャンプにやって来た大学生たちに殺人鬼と勘違いされていつの間にか死体が山積みになるというスプラッターコメディです。

タイミングが悪くてなぜか次々と自業自得で死んでいく大学生。見た目がとても怪しいのに実はとても性格のいい二人組というアンバランスさが楽しいです。

木を切り倒そうと思いチェーンソーを使っていたら蜂の巣を刺激して蜂に追いかけられるのですが、チェーンソーを振り回す姿が「悪魔の生贄」のあのシーンそのまんまという遊び心とか最高で、大学生の中にいる一人だけまともな女子大生との交流もよかったです。

タッカーとデイルの二人の友情もいい感じだし、この二人が買った物件にもちゃんと秘密とオチがあって上手い作りになっていました。

途中、大学生たちが中g¥間が死んで大騒ぎ。警察呼べばいいじゃん。と思っていたらちゃんと警察を呼んでやって来たのに警察官が運悪く無駄死に。というところが気の毒すぎるという笑いもよかったです。

予告編
おまけ
別ポスター
タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら
身元不明の遺体を専門に捜査をするチームのドラマ第三弾。

インヴィジブル~遺体身元特定チーム

前シーズンでチームが解散させられてそれぞれの生活を送っているメンバーが序盤ではチーム再結成するまでを描いているのですが、敵対するチームのリーダーを陥れて無事チームを復活させるという警察のやることじゃない不正しまくりな方法で強引にチーム再結成が面白いです。

シーズン1なんてチームワークバラバラどころかいがみ合っていませんか?みたいな状態だったのにシーズン3はお互い尊重し合っていてチームとしての絆ができていて安定感抜群なんですよ。
ドラマでよくあるシーズンが進むとみんないい関係性を築くというあるあるです。

そして今回リーダーの出生の秘密が明らかになるというエピソードがシーズン通してのメインになっていました。
実はダリウス神殿も頃の記憶がなく施設育ち。偶然出くわした事件がきっかけで自分が何者だったのかという真実に徐々に近づいていくという話がいつの間にか敵対するチームリーダーと過去の因縁を水に流していくのも面白い作りだと思いました。

この話と、序盤の再結成エピソードが重しおすぎて本来の失踪エピソードの影が薄くなっていたのですが、おっかないおばさん刑事のマリジョが解散後に出会い系をやっていたりコミカルな場面が増えていたのはよかったです。

予告編

移動式お化け屋敷にやってきた大学生たちが殺人鬼に襲われるスプラッター映画。

アトラクション

移動式のお化け屋敷にスタッフに紛れた殺人鬼が次々と大学生を殺していくというスプラッター映画ですが、アメリカの移動式遊園地とかお化け屋敷はスケールが違う。まさにアトラクションですよ。

そんなお化け屋敷に殺人鬼が曲げれこんでいたのですが、女子大生が怖くないと悪態をついたのが原因でスタッフに成りすました殺人鬼に仲間たちが次々と殺されていくわけですが、話としては新鮮味はないのですが、スプラッター映画の定番最初に殺されるのが黒人の子とか行き止まりの方にどうしても逃げがちという定番の展開はニヤニヤしてしまいます。

大学生たちの中で調子に乗っているやつがひどい殺され方をするというのもお約束なのですが、その辺に落ちていた注射針で目を刺されるという殺され方が一番痛そう。

同じような設定の「ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷」の方が全然レベルは高くてそちらには到底及ばず。
なのですが、殺人鬼の正体は?というところは、え?それで終わり?という正体も理由も明かされず、ある意味背筋が凍るような突き放した終わりk他が衝撃的でした。

予告編
おまけ
別ポスター
アトラクション

アトラクション

アトラクション

アトラクション

アトラクション

アトラクション
呪われたゼンマイ仕掛けの猿の人形が次々と人を殺していくというスティーヴン・キング原作のホラー。

THE MONKEY/ザ・モンキー

子供の頃に見つけたゼンマイ仕掛けの猿の人形が次々人を不運な事故死させていくというホラーでプロデューがジェームズ・ワンということでスプラッターシーンはクオリティが高いです。

父親から息子へその少年時代から青年時代と世代を超えて破壊力抜群の死を招く感じがバリエーションに富んでいて面白いです。
主人公は双子の弟の方なのですが、とにかく兄の性格が悪すぎて猿の呪いよりもこの兄の性格の悪さの方が怖いくらいですよ。
そんな兄弟関係もありつつ、母親がサルの呪いがかかり死んでしまってからは弟メインで話が進み、封印したはずの猿が大人になってまた現れて大惨事。

弟が大人になってからの猿の呪いがすごいことになってとりあえず人間が破裂するなんて朝飯前というか人間ってこんなに破裂するものですか?みたいな人体破壊描写やらちょっとした出来事の連鎖で死んでいったりと「ファイナル・デスティネーション」みたいな話だなと思いました。

主人公の別れた奥さんの恋人がまさかのあの人。というサプライズがこの映画で一番テンションが上がったのですが、本当ホラー映画にで鵜の好きだよね。と微笑ましかったです。

猿の人形の秘密とか全然明かされることもなく、話も全然ドラマチックではないところが惜しいところでした。

予告編
おまけ
別ポスター
THE MONKEY/ザ・モンキー

THE MONKEY/ザ・モンキー

THE MONKEY/ザ・モンキー
即興劇の劇団員たちがなぜか潜入捜査をする事になるクライムコメディ。

ディープ・カバー ~即興潜入捜査~

売れない俳優、空気を読めないIT職員と即興劇の指導員と人生に行き詰っている三人が、なぜか潜入捜査をする羽目になるのですが、そもそも一回だけしかも探りを入れる程度だったのにどんどん裏社会の大物に近づかなければならない後戻りできない状態になっていくという姿をコミカルに描いています。

ブライス・ダラス・ハワードをリーダーに飢えない俳優がオーランド・ブルームという何とも豪華なキャスティング。そして強引に潜入捜査をさせる刑事がジョーン・ビーンですよ。
わーわーにぎやかし的に三人に無茶ぶりをしているだけでしたがオチは唐突にいつものショーン・ビーンでいてくれて笑ってしまいました。

メインのストーリーは小さいところからイチイチピンチになるのですがそのたびに即興の演技でピンチを切り抜けていくけれど、切り抜ければ切り抜けるほどどんどんヤバい状態に陥って行き、さらに即興でピンチを切り抜けていくうちにみんな度胸もついてやけくそにもなって、もうなんでもありという状態になってチームワークも抜群になっていく感じがなかなか楽しいです。

潜入捜査で親しくなった中ボス的なキャラクターと友情をはぐくんでしまう感じもよかったですが、Amazonオリジナル映画という事で、全体的に配信ならではのコミュニケーションが苦手なITの人とか会社員なのに仕事全然言っていないとかユルイ感じの仕上がりでした。

予告編