今年は全世界的に異常気象なんでしょうか。
日本のニュースや、ブログ、Twitterなどで、
酷い暑さと皆さん闘っていらっしゃる様子を
拝見してきました。
こちらは現在冬ですが、
今年の冬はいつもと少し違います。
いつもの年なら、寒い日があったとしても、
数日我慢したら、また暖かくなり、
暖かい日が数日続いたら、また寒くなり…。
こんな感じなんですが、
今年は、凄く凄く寒い!!という日は
あまりないのですが、
寒さがずっと続いていて、
「長い冬」という感じなんです。
ここの家屋は冬過ごすのに
適しているとは言えないので、
寒いと結構辛かったりします。
早く寒さが和らいでくれたらいいなぁと
思っています。
さて、今日は以前にも紹介したことがある
「Medico（メディコ）」についてお話します。
いやぁ、もう7年前の記事になるんですね。
今から二十数年前のことを書いていますが、
現在は医療のシステムが変わっています。
現在国公立病院の診察は無料になりました。
この点が変わったのは大きいですね。
今年に入って体調を崩したということは、
何度かここでもお話をしました。
未だに病院（正確には私立クリニック）に
通って治療中です。
これ以上悪くなったら手術…
と言われていますが、
現在、以前ほどの異常な症状はなくなり、
落ち着いています。
薬物での治療をあと一週間行い、
また検査をし今後の方針を
決めることになっています。
もう一つ気になるところがあるのですが、
それは、紹介されたMedicoのもと
治療をしています。
隣村に住む初老男性なのですが、
この人の力がすごすぎるんです。
噂は聞いていました。
熱心に治してくれる、
とても良心的で親切。
患者の体調はもちろん、
生活や心理状態までも分かってしまう。
言われた通りのことをやらないと、
それまでもバレてしまう…など、
色々聞いていました。
中にはそれを「怖い」という人もいますが、
私は本当に診てもらうのが楽しみでした。
初めての日…。
お家に伺ってお部屋に通され、
Medicoを見た時、
なんて優しそうな人なんだろう、
と思いました。
彼は、ほとんど何も聞くことなく、
私の顔を見て、
「生年月日と名前を教えて」と言いました。
それをノートに書いてから
【治療】が始まりました。
何か（十字架のようなもの？）を持ち、
私の体に時々触れながら、
「自分の名前を言ってごらん」
と三度ほど自分の名前を言いました。
祈りが終わった後、Medicoは、
「…あまり良くないねぇ」と言いました。
そして、手術をしたか？と何度か尋ねました。
内蔵の一部が炎症を起こしている…
とも言ったと思います。
その後、必ずしなければならないことを5項目、
他は食べ物に関して6項目教えてくれました。
そして次に、三種類の薬草を
10袋ずつ、全部飲んだらいらっしゃい、と。
途中体調が悪くなったりしたら連絡してね、
とも言ってくれました。
これがその薬草です。
教えてもらった項目に関して、
中には結構キツいものもありましたが、
出来るだけこなせるように頑張りました。
中でも水分を摂ることが辛い日がありました。
決められた多量の水分以外にも、
三種類の薬草を飲んだり、
朝起きた時、寝る前にぬるま湯を飲んだり…。
もう、1日に数え切れない程
トイレに駆け込みます。
その後、1か月程経ったら
酷かった足の浮腫が以前よりかなり改善し、
体重も落ち、身体が軽くなっていました。
周りの人からも、変わったね、
って声を掛けられるくらい。
まぁ、頑張りました。
2か月半経った頃、
このMedicoを紹介してくれた方が、
「こないだ、彼が心配してたよ。
なんで来ないんだろうって。
忙しいって言ってないで、行っておいで。
待ってると思うよ。」
と言ってくれました。
…いや、なかなか薬草計30袋は終わらず、
頑張って飲んでいるところでしたが、
とりあえず行ってみることにしました。
そして、一昨日、早速行って来ました。
Medicoは私を見て褒めてくれました。
前回と同じように祈ってもらった後…。
私が気になっている身体の不調を
またもや言い当て、
薬草を出してくれました。
今回新しい薬草が2つ増えました。
このところ傷んでいた膝も
薬をつけてマッサージしてもらいました。
一番驚いたのは、
私の現在の精神状態まで分かった事。
毎日カッカして怒っている姿が
彼には見えたのかもしれませんね。
その精神を落ち着ける薬草も
出してくれたんです。
それを言われたとき、
私、涙が止まらなくなって…。
なんだか心も身体もすうっとしました。
これからもまだまだ、
身体をお手入れしなければなりません。
自分を大切にしなかったツケは
まだ払い続けなければなりません。
でも、信頼するMedicoとDoctora(女医さん）
のもとで、今後も、
安心して治療が続けられそうです。
今日は何年かぶりに、夕方夫に促され、
一緒に広い畑を歩いて回りました。
心身共に病むとこんなことも
したくなくなるんですね。
今日は本当に気持ちよく歩きました。
夫にこれから出来るだけ一緒に
歩いてほしいと、お願いしました。
夫は私の反応に驚いたようですが、
嬉しそうに首を縦に振ってくれました。
さすが、神秘の国。
こんな不思議で素敵なことが起こるんだって、
再確認しました。
みなさんはどう思われましたか？