ここでの「海馬」は「タツノオトシゴ」ではなく、大脳中心部の部位のこと。ですから「旧態の海馬」とは大脳が旧態依然という意味で、自身の脳の働きの古びを嘆いていることになります。ただ、「春の雪」ですから、「しきり/頻り」ではあっても先は知れています。捲土重来、とまでは言えぬにしても、今に何とか、とは思っていることになるでしょう。