雪が止んでの快晴、まるで空が抜けてしまっているかのように。しかし、雪が止んだら止んだで雪掻きをせねばなりません。という訳での肉体労働、汗もかかねばなりません。そんな内容の一句なのですが、雪国ではなく、東京近郊の住宅街の雪掻きを想起してしまうのは、中句以下の措辞の所為でしょう。雪国の重苦しさが、この句にはないのです。言い換えれば、この「雪掻き」にはどことなく非日常的なニュアンスがありそうな。