ようやく今年の味噌を仕込みました

 

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味噌

この美味しい

日本の伝統の発酵調味料

思っている以上に

簡単に

しかも

楽しく

つくることができます!

 

昔は大切なたんぱく源で

【おかず】のあつかいだったそうです。

大豆を発酵させたものなので

そりゃあそうですよね。

麹菌がうまみもつくってくれるし

保存もきいて素晴らしいものだと

改めて思います。

 

面白いことに

江戸時代から

【医者殺し】

と言われているそう。

 

減塩だ

高血圧だ

と言われるけれど

本当にそうかね?

と思いませんか。

 

塩は私たちにとって、とても大切な成分。

精製されたナトリウムとは別物です。

 

ちゃんと素材を選んでつくった味噌には

悪いところなどないんですよ。

 

朝の味噌汁

体にしみる~!

と感じませんか?

 

味噌の素晴らしいあれこれは

それはもう広く深いので・・・

 

昨年の夏は発酵のラボに参加し

いろんな発酵のものを作ってみました。

よくわからなかった

【発酵と腐敗の違い】も

自分でわかるようになりましたよ!

どうしたらわかるかって?

 

見る!匂いをかぐ!食べる!

 

です。

やっていくとちゃーんと

自分の感覚が磨かれていきますよ。

 

賞味期限、消費期限、意味はわかるけれど

なるべく食品の廃棄をしないように

自分でチェック

良いことだなあと感じています。

 

とにかく、この発酵ラボは

とても面白い体験だったので

またいつか書きたいなあと思います。


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そして

今回の味噌仕込みは

乾燥大豆3キロ ⇒ 煮大豆は6.9キロほどになるのです。

米麹3キロ

塩1,35キロ

 

大豆は前日より浸水させておきます。

さて仕込みの当日

圧力鍋を使って手早く作るつもりが。。。

1回目は上手く煮大豆ができました。

しかし、2回目に、、、

まるで

 

蒸気機関車かーいっ!?

 

と思うほどの蒸気が爆発。

とんでもない音に子供たちは飛んできましたが

すごい蒸気に驚いて硬直。

私もかなりヤバイ!と感じましたが

強いママでおりましたよ。

そして

蒸気爆発がおさまってからが大変。

 

コンロ周辺どころか

換気扇、キッチンの床などまで

豆の皮と煮汁で大惨事に。。。

 

味噌を作ってるのに、大掃除かい!

泣ける~

 

と心が折れそうになりつつも

(なので写真も撮っていない)

大豆の煮汁なんて

ほっといたらカビるだろうし

綺麗に拭き掃除を終えるのに

30分以上を費やす。

 

圧力鍋を使うのが怖くなったので

大豆はストーブとコンロでコトコトと

のんびりと煮大豆にするしかない。

(手でつぶせるくらいになるには

だいたい6時間くらいはかかります。)
 

煮大豆ができたらあとは早いのだけれどね。

麹と塩を混ぜたところに

ペーストにした煮大豆を混ぜ

甕などにいれて蓋をする。

今年の蓋は

美味しいと評判の

酒粕にしました。

 

塩も蓋にしますね。

ハランも蓋になるそうです。

良い微生物が働いてくれそう!

 

ということで

朝からはじまった

今年の味噌仕込みは

夜の11時くらいまでかかりました。。。

 

ま、今回は圧力鍋と仲良くなれなかったので

時間はかかったけれど

やっぱり

手間ひまをかけること

って大切だなぁ

としみじみ感じました。

 

だってね

理屈じゃないんですよ。

 

そういうところで

嬉しくなるんですよ。

 

そして、

出来たねえ!という

満足感でいっぱいになるんですよ。

 

私はこういうことが

豊かだなぁ

めっちゃ好きやなぁ

 

と感じるのです。

 

日常の

いろんな細かい

大切なこと

時間をかけて

丁寧にやっていこう

と思える大爆発味噌仕込みでした。

 

読んでくださったかた!

ぜひ!

やってみてくださーい!

爆発はしないようにね。