先日、ママHANA(障がいをもつ子供の親のためのサークルです。)

止揚学園(しようがくえん)→☆ へ見学に行ってきました。
止揚学園 は滋賀県の能登川にある重度知的障害をもつ方の入所施設です。


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ある日、図書館で
「僕アホやない、人間だ2」
の本が目にとまり一気に読みました。
(もちろん、1もありますので(笑))
この本は止揚学園をつくられた福井達雨氏が書かれたものでした。
その魅力に引っ張られ、すぐに止揚学園 に連絡をとり
見学を申し込みました。
残念ながら福井達雨氏はご高齢のためリタイヤされている、とのことでしたが
スタッフの方が気持ちよく見学を受け入れてくださり、ママHANAのみんなにも声をかけてみよう!
と思い、みなさんと一緒に行って来ました。


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止揚学園
本当に素晴らしい場所でした。
優しさがあふれている。
そして、優しさで満ちている。
止揚学園の空気、建物、その周辺までが優しい空気でいっぱい。

なぜなら

スタッフの方が愛でいっぱいだったんです。

愛があふれていたんです。

スタッフの方は入所されている方たちの心を感じとられるような方ばかり。
入所されている方たちは、
ゆったり生きておらて、ご自身のやることもわかっておられ、
全くもって、大切な存在として存在しておられました。

私は素晴らしいときを体験させていただきました。

止揚学園で見たもの、感じたもの
すべてが美しかった。

ものは大切に使われていて隅々までが清潔で、丁寧に扱われていました。
そして、色があふれていました。
虹のように。


みなさんでつくられたという音楽が響いていました。

いつも不安を抱えている、私たち。
障がい児の親。

止揚学園には
愛があふれている。
それを肌で感じました。
みんな涙を流していました。
嬉しくて。
こんな場所が存在するんだ、と。
だけど、ここは天国でもなく、現実に存在する場所。

ならば、私たちも動いていける!と強く感じました。

これからどうしていこう!?と楽しく考えてみよう。
こんな素晴らしい姿を見せてくださった止揚学園のみなさんに感謝します。
そして、夏にみんなで遊びに行くのが楽しみです!
辻可奈子


5月下旬に能登川の止揚学園を見学させていただきました。
以前から名前だけは新聞などで知っていました。

数年前にH市のやはり同じく知的障がいのある人が生活する施設を見学しました。
その時は私にとって、初めての施設見学で、そこがどういう場所かも
わかっていました。
でも、自分の子どももいずれはこういうところで人生を送っていくのかと思うと
なんとも言えない気持ちになりました。
だから、止揚学園の見学の話をいただいた時も、正直、最初は戸惑いがありました。

でも、見学に行き施設に対する見方も変わり良かったと思っています。
とにかく、開放的で明るい。建物も人も。
入所されている人はもちろん、働いている人もイキイキして、楽しんで。
もちろん、日々の生活のなかで大変なこともあるでしょう。
でも、職員と入所されている人が一緒にというか一体感を感じました!

学生さんが学園に実習に来られ、卒業して学園に就職する人もおられるって!
わかります。同じ福祉施設で働くならば楽しく働きたいでしょ?
私も若いならば、挑戦したいです!

私達、障がいのある子どもを抱える保護者は先行きを考えると悶々とする日々を
送っています!就職はもちろんですが、親がいなくなった後の生活を考えると
不安で不安でどうしようもないのです。

親が亡き後、こういう人達が穏やかに人生を送れる場所、そして、それを
支えてくださる志を持った若い人達が増えることを希望してやみません。

最後に止揚学園の皆様、本当にありがとうございました。
お昼ご飯もおいしかったです!
入所されている方々の健康長寿を祈ります!
田中千代子


止揚学園見学の感想
まず着いてすぐカラフルな外観に目を奪われました。
何だか 心が ワクワクするような
そんな感じです。
入り口にさしかかると、スタッフの方、入所者の方々から
「こんにちは→」
のあいさつ。そして笑顔。
何だろう。心穏やかな気持ちなる場所。
スタッフの方々の思いを聞いて
本当の家族のように入所者さんと
暮らしているんだな、とあったかい気持ちになりました。
うちの子も家族でないだれかに
そういう風に思ってもらえたら
どんなに いいだろう 幸せだろう。
そう思いました。
佐々木木の実 


 近くにこんな素晴らしい場所があったなんて、全然知りませんでした。
 入居者の方々、スタッフの皆さんがとても楽しそうにしていて、
 施設というよりも一つのお家にいるみたいでした。
 スタッフの方からは、お世話する側のあり方を見せて頂いた気持ちです。
 とにかく笑顔に会える、なれる場所でした。
 お誘い頂きありがとうございました!
 (K.F)


訪れたすべての人の心を揺さぶるであろう、愛に溢れた憧れのユートピアでした。
叶うなら私もこちらの家族になって、生涯を終えたいです。
栗林いくえ


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