ちょいと必要があって頭脳線の起点について調べていた。
もちろん、手相のことである。
ある部分について、著者により、まったく正反対のことを言っているのに気づいたからだ。
迷ったときは原点に返るに限る。
今回もその感を強くした。
キロという先駆者、
また、大和田斉眼先生。
平秀道先生。
忘れてならない中村文聡先生。
改めて、この方々のすごさがよくわかる。
批判的継承は大いにやるべきだ。
ただ先人の業績を正当に受け止めるところからスタートするべきなのは、言うまでもない。
今回も
知っているつもりになっていたこと
理解があやふやであったこと
既に言われていたのに知らなかったこと
などなど
多くの気づきを与えていただいた。
まったくお恥ずかしい限りである。
直接会うことのできぬ故人ではあるが、その著作を読むことで稽古をつけていただいたような気になれる。
ありがたいことだ。
(平先生はまだご健在かもしれないが、消息を存じ上げないので失礼があればご容赦のほどを)