こよみの基本単位である干支。
言うまでもなく十干と十二支の組み合わせである。
例えば今年2018年は戊戌。
戊は土行であり、戌も本気は土行。
このように干支共に同じ五行の時は判断が用意である。
これが干と支の五行が異なるものである場合(多くはそうなのだが)、判断が難しくなる。
たとえば皆さんは平成2年、どうだったであろうか?
この年の干支は庚午であった。
お若い皆様の中には、まだ生まれてないという方もいるだろう。
そういう方は2014年の6月を思い出していただきたい。この月の干支も庚午なのである。
この年や月、くっきりと悪いことが起こった人(特に最初良かったのに途中からガタガタと崩れた人)は五行の何が凶なのであろうか?
庚の時に悪かったのだから金行が悪いに決まっているだぁ?
いるんですよね、こういう無知なこと言うせんせー(笑)が。
十干だけで話が済むなら、干支暦に十二支の記載はいらない。
ちなみに上記事例の正解は火行を凶とするである。
まともな四柱推命を論じられる人は鮮ない。