ワーリー・セック @ベルシー | バイアーナがなぜかパリジェンヌ?!?!

バイアーナがなぜかパリジェンヌ?!?!

ブラジル移住の予定がなぜかパリに!?!?日々の出来事を徒然に。

ワーリー・セック @ベルシー公演に行ってきました。

セネガルで若手人気ナンバーワンなのかしら?ベルシーでコンサートが出来るという事は。
ベルシーはパリで15000人収容出来るイベント会場でかなり集客の出来るアーティストの
公演しかやっていません。

彼の人気は実感出来なかったのですが、Facebookでのセネガル人の自分の写真がワーリーになっていたり、
ワーリーと取った写真が誇らしげにアップされているのをみるとかなりの人気なのは想像出来ていました。

そしてかなり前からアフリカ人街などでポスターが貼ってあったり、セネガル人の友人達はコンサートの
ことは大抵知っていたりしたのでなんだか皆で心待ちにしている感じはありました。

これに関しては行こうかどうしようか迷っていました。
ワーリーはとっても好きなアーティストって訳では無いし、曲も知らないしなぁと。
曲はンバラなのでパリのアフリカ人が集まっているというよりは、ヨーロッパ在住のセネガル人大集合って
感じなのは想像出来たので、とびっきりお洒落をしたセネガル人達を観に行くかー、ってことで行く事にしました。

そして私はここ1年半くらい前からサバールダンスのレッスンを再会していて、先週のレッスンの時に生徒5人くらいのところ、パリ在住のチャラい方の系統のダンサーと(これが大事!!私はトラッドにはほとんど興味がなくこれに惹かれてサバールを踊っています!!)ワーリーの公演のバックダンサーとしてパリに来ているダンサー達が合計10人くらい大集合していたのですよ。レッスンの時にそこにいたスーパーダンサー達が生のサバールにあわせて、格好よくソロを決めているのをみていて俄然ダンサーを観に行きたくなり、楽しみになってきました。




チケットは立見席を購入。39ユーロ。

この開始時間がくせ者で、確実に20時に始まらないのはわかっていたので、
21時到着を目指して、しっかりメイクして、おしゃれして出かけました。
セネガルものは結婚式の2次会以上くらいの服装で行かないと完全に浮くので、ここは手を抜けません。
ただタンヌベールではないのでたぶんセネガル服正装ではないだろうなと判断し、
セネガルソワレ服、つまりギラギラ、キラキラ、ピタピタ、スケスケという服装で出かけました。

それも地下鉄で。
パリは22時半くらいまで暗くならないので、まだ明るいうちにこの服装で出かけるのはかなり勇気がいるんだけど、パリの人は他の人のそういう部分をそんなに気にしていなさそうなので、まぁ大丈夫です。

地下鉄に乗っていて近づいて来てもベルシーに行きそうな人をまったく見かけなくて、コンサートの日を間違えたのではないかと思ったくらい。ただ会場についたら居ました!会場の周りはお洒落をしたセネガル人でいっぱい。特に女性は10センチヒールを履いている人が多く、みんな車移動なんですねー。だから地下鉄で全く見かけなかったんだ!
セネガル服の人も居たけれど圧倒的にソワレ用の服装の人の方が多かった。とにかく行き過ぎるくらいのお洒落具合。

そしてアジア人はたぶん私しか居ないし、白人系フランス人も1人しか見かけませんでした。ほぼセネガル人のみ!!

21時到着でも当然始まる気配がなくて、少しお腹が空いたのでサンドゥイッチを食べてから会場に入ったけど、会場の1/3くらいしか入っていない。「あーやっぱり一杯にするのは難しいよねー」と思っていたんだけど、
始まってから後ろをみたら一杯でした。客の年齢層は幅広かったなぁ。さすがに60歳以上とかはあんまり居なそうだったけど。

結局始まったのは22時。オープニングはステージ前方にたぶんヨーロッパ在住サバール奏者10人くらいでかなり分厚いサバールの演奏。これだけでも来て良かった!

バンドはパーカッション7人(くらい)、ギター2本、キーボード2台、コーラス女性2、男性1、ベース1、ドラム1、本人とダンサーはキネちゃんとアルマちゃんともう1人(このもう1人が凄かった!)の3人という構成。
キネちゃんは迫力のダンスでアルマちゃんは相変わらずチャラくて良かったなー。キネちゃんとはセネガルで以来の再会。あとはパリ在住の、プティ、イブ、ソフィその他名前は知らないけどいつも一緒にいるパリ在住ダンサー達が時々加わっていました。

とにかくタンヌベールのように邪魔が入らない状態でこれだけのスーパーダンサー達の本気踊りが思う存分みられて、途中で他にもセネガルから来ているであろう、ダンサー達が次々でてきて、サラーム・ジャロおじさんも出て来たし、最後は大好きな女性ダンサー、ンディゲイさんも出て来てもう豪華過ぎるライブでした!

終わったのは12時半。終わるときは司会者が出て来てしゃべる訳でもなく終わりの合図をすると、ダカールでのソワレのようにさっさと会場を出るセネガル人達。自分大好きナルシスト達なので写真を撮りながら帰路についていました。


こちらワーリーのベルシー公演向けの気合いの入ったPV。

こちらライブの様子。