フィリピンの歴史をフィリピン小学校歴史教科書(5・6年生)で見てみると | フィリピーナ・ウィッチ ~bahalana ang dios~

フィリピーナ・ウィッチ ~bahalana ang dios~

フィリピーナを知ってますか?フィリピンに住む、まさに東洋の魔女。
しかし、真正魔女のフィリピーナも存在します。
神様の思召すまま(bahalana ang dios)フィリピーナ・ウィッチと共に生きていけるのか!?

 

マガンダンガビ。

こんにちは、お疲れ様です。

初めていらした方はイラッサイマセ

ということで、フィリピーナやタイガールやロシアンガールのお話書いてます。

この辺、見ていただけるとこのブログの立ち位置がご理解いただけるかと・・・。

 

 

 

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今日も暑いですね~。

さて、そんな中今日は昨日図書館で借りてきた本を確認中。

その中で、1冊の本をご紹介したいかな~と。

 

世界の教科書シリーズ48 フィリピンの歴史 フィリピン小学校歴史教科書(5・6年生)

 

 

いや~~価格が半端ないです。新書で4500円(消費税別)ですよ。

とても自分で買う気にはなりません。BookOffでも古本検索してみましたが、無いですね今のとこ。

初版発行が2023年2月17日なんで、結構新しいですよね。

 

内容は、その名の通りフィリピンの小学校の教科書

 

何でこの本をセレクトしたかって言うと、

1.太平洋戦争での日本のフィリピン統治の様子を知りたかったのと

2.それをフィリピン側の視点から見てみたかったのと

3.読むのにめんどくさく無い易しい本が欲しかった

ってこんな理由で前からフィリピンの小学校の歴史の教科書を探してたんです。

勿論タガログ語の本はヌーベシアの実家に行けば誰か親戚の子が持ってるかな~~と思ってたんですが、まずは日本語で読める本があれば・・・と思い立ちまして、図書館の蔵書検索してみたら、、、ありました。

 

サイズもB5ワイド版で字も大きくてジジイには優しく読みやすいです(〃艸〃)

 

内容は、

5年生が古代フィリピンの様子からスペイン植民地を経てスペインからの独立まで

6年生がアメリカ占領から日本占領を経て再度のアメリカ占領からの独立から現在に至るまで

こんな感じですね。

 

第2部 独立に向けての闘争

 

 第4課 アメリカによるフィリピン占領

 スペインによる統治下でのスペインとフィリピンの間の緊張にいかにアメリカがうまく入って来たか、そしてフィリピンーアメリカ戦争へとつながっていく過程が書かれています。

 フィリピンーアメリカ戦争は勿論、うまくスペインを出し抜いてフィリピンに入り込むためにアメリカが仕組んだものです。

 そこから、軍政府配下に文民政府を置き、更にフィリピン自治政府の誕生へと移行していきます。

 写真右側のほうを見ると、「アメリカ植民統治下のフィピンの変化」として、

 ・教育

 ・公衆衛生と公共の福祉

 ・通称と産業

 ・通信と運輸

 このそれぞれの面で、アメリカがフィリピンを助けるという目的でそれぞれの政策を進めていったと書かれている。

 読んでて、随所に非常にアメリカに好意的に書かれている感じがするんですよね。

 

 さて、そんないい感じでアメリカとフィリピンの蜜月が進むところに割り込んできたのが日本。

 

 第9課 日本によるフィリピン占領

 ご存じの、パールハーバー爆撃に始まる太平洋戦争によって日本がフィリピンを侵略していく。

 日本は、欧米の度重なるアジア諸国への植民地化による蹂躙を大東亜共栄圏の構成を進め日本がアジアの指導国になってアジア民族の開放を進める、という目的を達成するために太平洋戦争を進めたと解説している。

 ここまではいいのだが、日本が真珠湾攻撃と同時にフィリピン方面への侵略も進めていき、フィリピンにおけるアメリカ軍の脅威になって行く、というフィリピン=アメリカ目線なのが気になる。

 前の章で、スペイン->アメリカの侵略をアメリカへは結構好意的な目線で書いてるのに、日本に対してはあくまでも侵略者目線なのだ。

 日本軍が本間雅中将を将官として軍政を敷いていき、マッカーサー将軍がオーストラリアに退避、そして「バタアン死の行軍」に至る流れ。

 バタアン死の行軍に関しては、ずっと以前にも一度記事にしたことがあるけど、バターンのコレヒドールからターラックのカパスに至るまでのアメリカ&フィリピン軍の捕虜を極限の状況下で沢山の死者を出しながら行軍させた、、、と書いてある。これはまたの機会に詳しく書こうかなと・・・・。

 フィリピン自治政府と命名しながらも、日本占領下の軍政監部による日本の役人配下の傀儡政府、という書き方で書いてある。

 やはり、アメリカ配下のフィリピンをうまく活用しての曲りなりにも発展形の軍政とは違い、徹底的に植民地化して日本軍配下に位置付けられたフィリピン行政、という目線が感じられる。

 

そして、日本軍の敗戦によるフィリピン撤退から、アメリカが経済的に自国有利にフィリピンを支配しながらも(米依存の継続と書いてある)フィリピンの独立に繋げていったフィリピン国家の独立への流れが最後に書いてある。

 

ざっと、こんな感じだ。

さて、全体を通してなんかアメリカに対しての好意的な記述に反して、スペインと日本に対しては結構批判的な記述が目につきました。

もともとの原文がそうなのかどうかは、同居人メグさんの親戚の現役の子供たちから教科書借りて一度調べてみたいと思ってます。

 

日本でも、教科書の編纂委員が考えて書いてる内容と実際の国民から見た経験した内容は随所で捻じ曲げられてるとこが沢山あるので、フィリピンでも同じようなことが行われてるのかな~~と。

 

少なくても、以前のバタアンのリアさん関連のナナイや周りの人たちの私に対する扱い、今のガパンでのメグさんの家族&親戚連中の私に対する扱いは好意的なものに感じてます。

 

なので、できればもっともっとタガログを勉強して、現地で突っ込んだ深い話をしていきたい。

今のフィリピーナ同居人であるメグさんの亡くなった父親はかなりな日本人嫌いだったと聞いていますし。

昔のめんどくさいことを引きずらないのがフィリピン人のいいところだと思います。

私の目を見て話をしてくれます。

あちらのナナイ(同居人のお母さん)はいつも私のことを気にかけてくれてます。

お互いの言葉の壁があって、うまく話せなくて残念に思ってるのも知ってます。

以前のリアさんのナナイもいつも私の様子を見て小声でリアさんに「大丈夫か?シャ、疲れてない?」と話してるのも何度も見てます。

リアさんのタタイ(お父さん)も、リアさんの裏切りをこっそり私に伝えようとしてました((´∀`*))

人と人として私の人となりを見極めていつも扱ってくれてる私の周りのフィリピンの方々の心遣いを毎回フィリピンに行くときに感じてます。

 

そういうところでやっぱり私は何度裏切られてもフィリピンが好きなんだなぁ・・・・・。

酒飲みが多いし(;^_^A

フィリピン・ヌーベシアでの飲み仲間です((´∀`))

 

 

 やっぱり打ち解けるには一緒に酒飲むのが一番!!!

  サンミゲル、飲むならやっぱりビンだよねっ!!!

 

 

マリア様、フィリピーナに迷えるオジサンを導いてくれるかもっ!!!

 

 

 

 

 

 

〇過去の記事はこちら

暑い夏は図書館で読書読書~~~

 

 

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