雪と月 第九話  We're all alone | フィリピーナ・ウィッチ ~bahalana ang dios~

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フィリピーナを知ってますか?フィリピンに住む、まさに東洋の魔女。
しかし、真正魔女のフィリピーナも存在します。
神様の思召すまま(bahalana ang dios)フィリピーナ・ウィッチと共に生きていけるのか!?

 

お早うございます。

毎朝の予約記事です。

 

昨夜のお酒のツマミはコレでした。

Yema

何かって、、、、、一言でいうと、、、、

    砂糖のかたまり

 ですな(-_-;)

こんなの何個も食ってたら、一発でコレステロール過多になりますわ(笑

 

    今日の晩酌はサンミゲルビールで!!

 

 

 

ぽちっとな!!

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では、取りあえずの最終話です。

 

雪と月 

 

第九話 We're all alone

 

一瞬さぁ~~~~っと血の気が引いた。
なぜここに彼女が居るのか、理解出来なかった。
ローズのほうを見たが、お客と話しをしていてこっちのほうは何も見ていない。
「久しぶり。」気を取り直してこう答えるのが精一杯だった。
「となり、座っていいですか?」
私と同僚の間に割って入り、私のほうを向いて座る。
じっと私を見て、顔を近づけてくる。
反対側に座ったニーナが怪訝そうに二人を見る。
「あら?お知り合いなの?」
「ええ、ちょっとね。」
にこりと笑い、私の手を取り自分の膝の上に置く。
顔は近づけたままだ。
「ああ、前に別のお店で会った事があるんだ。」
「へぇ・・・・そうなの?」
ニーナが2人を交互に見る。

「ちょっとトイレ。」
居たたまれずに席を立った。
(な、なんでエレーナがここに居るんだ?どうする?このままじゃぁ・・・でも・・)
頭の中が混乱して同じことをぐるぐると考える。
(しょうがない、なるようになるか)
鏡を見て、自分の青ざめた顔を確認しながら意を決してトイレを出る。

すぐ前に、エレーナがお絞りを持って立っていた。
白いブラウスに黒いタイトのスカート。
ブラウスの下の黒のブラが透けて見える。
金髪をアップにしているので、長い白い首が際立って見える。
相変わらずセクシーだ。

後ろを見て誰も居ないのを確かめると、私を押して今出てきたトイレに押し戻す。
中に入り、個室のドアをあけ私を押し込む。
ニコリと笑い、私の胸を押し便器に座らせる。
「おい、大丈夫なのか?
  誰か入ってきたら・・・・・」

人差し指を私の口にあて、「しーーっ」と小声で言う。
タイトスカートを少したくし上げ、スリットから手を入れると、器用にショーツを脱ぎ去る。
私の膝の上に座り、目の前のベルトを外しジッパーをゆっくりと下ろす。
既に強張ったものをトランクスの中から引き釣り出すと、少ししごいた後で更に硬くなったのを確かめ、ゆっくりと立ち上がった。
両手でスカートをたくし上げる。
私の首に手を廻し、ゆっくりと腰を下ろしてくる。
天井に設置されたスピーカーからBoz ScaggsのWe're all aloneが静かに流れていた。


============= アメーバは省略で ===============
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============= アメーバは省略で ===============






「ありがと。」
席に座り、エレーナからお絞りを受け取る。
エレーナが隣に座る瞬間、私の首筋にキスをした。
遠くにローズの驚く顔が見え、すぐに席を立ちこっちに向かって大股に歩いてくるのが見えた。
私の目の前に少し股を開いて立つ。
今日はローズもベージュのタイトスカートにピンクのドレスシャツを着ていた。
握った拳が怒りでブルブルと震えていた。
綺麗だ・・・と思った瞬間「ぱーーん!」と音がして、頬に痛みが走る。
左の眉を吊り上げると、そのまま一言も言わずにドレッシングルームに消えていった。




どすっ!!
脇腹に衝撃と鈍い痛みを感じ、目を覚ます。
左の隅に見える壁掛けの時計を見ると朝の4時だ。
まだ周囲は薄暗い。
ぼんやりとした意識の中で、誰かがすすり泣いているのが聞こえる。
だんだんと下腹部の痛みが増していく。
見るとナイフの柄が自分の下腹部から不自然な形で生えていた。
布団の横に暗がりの中で顔を覆い、ローズが泣いていた。
「ローズ、どした?」
「ううううううううっ・・・・御免なさい。
  話は全部エレーナから聞いたよ。
   イカウを誰にも渡したくないの・・・・
    ああああああっ・・・私、な、なんてこと・・・」


だんだんと意識が遠のいていく。
「ローズ、救急車だ。119へ電話して・・・・・」

頭の中でなぜかWe're all aloneがリフレインしていた。




         完

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?
あちこち手を入れて当時の情景をよりリアルに表現しようとしましたが、なかなか難しいですね。
当時の街の様子が懐かしく思い出されてきます。
出張でも何度も行ってますし、しばらく住んだこともありますし・・・・。
この物語。
あくまでもフィクションです。
この街は仕事でもプライベートでも私の人生の大きな転機になったところなんですけどね。
因みに、私のお腹には盲腸の傷跡しかありませんから^^;

 

 

 

 

 

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