南イタリア周遊②ローマを1日にして成らす | 飛行機で行くサーフィン&FIREな人生

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さて、朝の10時から晩の23時まで半日ローマ滞在である。そもそもローマを1日で網羅するのは不可能である。ローマは1日にして成らずということわざがあるが、、、我々は、

ローマを1日にして成らすぞ

 

という事で、ローマフィウミチーノ空港からレオナルドエクスプレスに乗り10:00にテルミニ駅に到着。スーツケースを預けるradicai strage という雑貨屋やカフェの空きスペースで荷物を預かるフランチャイズビジネスがあり、その1つの店に預ける。2個で16ユーロだったかな?7-8時間預ける価格としては妥当だろう。パッと見はお土産屋さんである。

 

前後するが、レオナルドエクスプレスのチケットは空港の荷物を受け取るターンテーブルのところにも自販機があり、後ろに並ぶ人もいないのでゆっくり買える。駅で買う方がだいたい混んでいるのです。

 

 

まぁ朝早いので、駅の切符売り場も全然空いていましたが・・・・(笑)

 

 

 

 

出発前の僅かな時間でバールでエスプレッソを飲む仲間たち!

 

 

 

これがレオナルドエクスプレス。最近イタリアの電車は流線形が多いが、中身は簡素な造りで長距離には向かない列車ですね。関西の方なら関空快速をイメージしてください。トイレは付いています。

 

 

 

椅子はビニールレザー張り。各駅停車と快速で使われる車両です。膝の感覚は狭いです。もっと狭い部分もありこれは広い方。割り切って乗りましょう!

 

 

 

そして、ローマテルミニ駅の真横の radical strage に預ける。ローマ最凶の治安の場所なのでよそ見は禁物。尚この少し横にあるマクドナルドは盗難が多く、店自体の評判も最悪なので行かないように仲間にも注意を促したほどだ。

 

 

さてここでローマを1日で歩いて回るコースを紹介しよう。

テルミニ駅 → カヴール通りモンティ地区 → コロッセオ → フォロロマーノ → トレビの泉 → スペイン階段 →(地下鉄)→ バチカン市国 → サンタンジェロ城 → 真実の口 → チルコマッシモ →(地下鉄)→ テルミニ駅

 

仲間のほとんどはイタリア初めてなので、まずはローマを舐めるように充実させるべくハイライト巡りを企画したのである。陽が落ちる頃にはスーツケースを引き取り晩御飯を済ませ、シチリア直行の寝台特急待ちをしたいのでだいたい8時間ぐらいで歩いて回れるところ。もちろん拝観すべく長蛇の列を並ぶと1カ所で終わってしまう可能性もあるので、どこにも入らず外から見るだけのウォーキングツアーです。無駄にタクシーや観光バスには乗らず、飛行機でたらふく摂ったカロリーを消化するのです。使ったお金は地下鉄2回分だけ(合計4ユーロ)

 

 

 まずはカヴール通りを歩きモンティ地区に行く。モンティ地区まで来ると、スペイン階段より静かでフォトジェニックな階段がある。

 

 
 
そしてコロッセオ。めちゃめちゃ人が並んでるので、これを中に入って見るときは半日がかりですね。我々は写真を撮って前を通るだけで終了。あとは映画「グラディエーター」を見てコロッセオで実際に行われてきた蛮行をご覧ください。
 
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そして、フォロロマーノの前を通過して行きます。この辺は遺跡が並んでいて見ごたえがあります。まさに歩いてるだけで博物館ですね。

 

 

 

 

 

だんだんお腹が空いてきたのと、雨が降ってきたので、急遽イタリアンレストランに飛び込む。ピザとパスタが中心の店だが、大体7ユーロから10ユーロ位と良心的。ワインボトルをおろして、1人3000円位で済んだ。イタリアはぼったくり店と良心的な店の差が極端である。

 

 

 

そして小雨の中、トレビの泉。いや〜ここはいつきても人が多いですわ。コインも投げずに通過。はじめての人は、コイン投げてくださいね!

 

 

 

スペイン広場まで行く予定が、雨も降ってきたので、途中バルベリーニ駅から地下鉄に乗車。そのままオッタビアーノ駅まで行き、バチカンまで歩く。

 

 

 

前回2019年はバチカン美術館で半日以上費やしたので、今日はバチカン市国を外から眺めるだけ。バチカン市国に入るだけでも相当並ばなければいけない。我々はハイライト巡りなので外から見るだけである。

 

 

 

そしてサンタンジェロ城を橋から眺める。テベレ川の川面が美しい。私が好きな景観の一つ。

 

 

 

そして真実の口。これも並ばなければいけないので、柵の隙間から写真を撮って終了。あとは映画「ローマの休日」をご覧ください。

 

 

 

そこからチルコ・マッシモを抜け、地下鉄のチルコ・マッシモ駅に行く。チルコ・マッシモは昔、人力戦車での殺戮大会などの蛮行で利用された場所。昔の皇帝は市民を退屈させないため奴隷に戦わせたのである。

 

 

 

 ゆっくり回って、8時間ほどでローマのハイライトを巡ったわけです。ローマテルミニ駅に18時に戻ってきました。さて寝台列車は23時30分です。それまでむちゃくちゃ暇ですが、歩くのもリスクがあるので、駅のフードコート等で時間をつぶします。

 

 

まずはホームを見下ろす2階フードコートに入店。しかし食べ物はイマイチっぽいのが難点。ただ特典として色んな列車が眺めることが出来る。

 

 

 

こんな感じで2階フードコートからは、フレッチャロッサ、イタロなど色んな高速特急が入線するのが見えます。それもローマテルミニ駅の楽しさ。まぁみんなは楽しくなさそうでしたが、、、、

 

 

 

 

 

出発便の電光掲示板。見ていて飽きることは無い。まぁ鉄道マニアの私だけの楽しみ方である。まぁみんなは全く関心を示していませんでしたがね。

 

 

 

そして晩餐を食べに別のフードコートへ!駅の1階の側面部にあるフードコートは本格的!ワインも美味しくリーズナブル。

 

 

 

かくしてローマを1日にして成した我々はいよいよ深夜特急でシチリアまで移動する。それにしても深夜特急の出発までの待ち時間が長い。退屈だし眠たいし、、、、

 

イタリアの寝台特急はすぐ売り切れるので8名が同じ列車に乗るには5カ月前の発売の頃毎日正規HPをチェックして購入するわけです。


20:16発のシチリア行き特急があるのだが、なかなかネット販売を開始しないので運行休止の可能性も感じ、痺れを切らして既に発売を開始した23時30分発特急を安全のために購入した。そのために待ち時間が長くなったのだ。実際にはその後かなり経って20時16分発の特急も販売を開始したのであるが、変更できない格安チケットを購入していたため、23時30分発の列車にそのまま乗ることになった。まぁそれはそれでOK!

 

 

 

さて次はインターシティノッテ、深夜特急乗車記である。