こんにちは!

TAKAKOです。

 

 

引き続きサルデニア島のお話です。

 

 

前回までのお話はこちらから

↓↓↓↓↓

 

 

滞在先のカリアリ市の中心にある

カリアリ大聖堂(Cattedurale della cagliali)。

 

結構な迫力です。

 

夫が今年の5月にサルデニア等に来た時に訪れたこの教会。

その時に送ってくれたこの教会の写真を見て

絶対行ってみたいと思っていました♪

 

 

祭壇から入り口をみる方向。

入ってくる方々をお迎えする目線で見てみました。

 

 

 

教会の中央の祭壇に向かって右側の壁沿いにあるマリア像。

とっても穏やかで優しい雰囲気ラブ

 

教会内にいくつかある祈りのロウソクをつける箇所があるうち

息子はここを選んで初めて自主的に寄付箱にコインを入れて

自分で灯を灯しロウソク置きの一番上に置きました。

 

注>具体的なお祈りの内容は内緒らしいです笑

 

でもここ最近の息子は結構こういう教会に入るのが好きみたいで

割と退屈せずにいろいろ見たり触ったり(?)しています。

 

こういう空間にいるとたまに息子は

「産んでくれてありがとう」的なことを言います。

彼なりにどこか自分が生まれる前にいた場所と

繋がるのかもしれません。

 

 

 

祭壇の下の階段を下りていくと地下にはこんな空間が。

 

 

過去の長い歴史の中で聖人や教会の重要人物だった方々の

お墓があるスペースで、どんな構造なのかわかりませんが

窓があって結構光が差し込んで

いわゆる「お墓」のイメージはあまりなく

昔の人たちと交信ができる中継地点(?)のような

そんな不思議な雰囲気でした。

 

 

そんなカリアリ大聖堂。

以前から行ってみたかった場所だけあって

大満足の迫力と雰囲気でした。

 

 

そして今回のカリアリ中心街の滞在中に

もう一つ気になる教会がありました。

 

色々あって写真が撮れなかったのですが

パンフレットだけでも・・・。

こちらです↓↓↓

 

 

 

見た目は普通の教会なのですが祭壇の様子や教会の雰囲気が

なんか違うな~と思ってたら一緒にいたお姑が

「この教会はortodosso(正教会)みたいね」と説明してくれました。

 

 

そしていつもの祈りのロウソクを置く場所には

珍しく二つに分かれたスペースに

一つは「VIVI(生きてる者達)」そしてもう一つには

「MORTI(亡くなった者達)」とあって

今更だけどなにかが府に落ちて

「ああ~そうか」と思いました。

 

 

そこでいつものように息子はロウソクを置きたがったのですが

二つ置き場所があるので「じゃあ二本・・・」と

それぞれの場所に一本ずつロウソクを立てました。

 

「MORTI」の場所に息子がロウソクを立てた時に

なぜかその時私は極々自然に昨年亡くなった

私のお友達の事を初めて息子に話す事ができました。

 

 

息子も知ってる方で息子が小さいときには

たまに預かっていただいたりお世話になっていました。

 

 

彼女のことを思い出しながら息子と一緒に

ロウソクを置いてお祈りを始めました。

 

 

息子と面識があったけどもう亡くなってしまった

父方母方の曾祖母、更にその先のご先祖の皆様、

特にこの世にお迎えできなかった私と夫のもう一人のお子。

そしてこれまでの人生でお世話になった方や昔のお友達や

すでに肉体を出て先にあちらの世界に行かれた方々が

次々に脳裏に出てきて「お祈り」というには

結構時間がかかってしまう、そんな感じでした。

 

 

 

そんな中でもお姑や他の人の目が気になって

「まだどんどん出てくるけど早く終わらせなければ」と

思ってしまった私に息子が優しく

「大丈夫」と言ってくれました。

 

 

そのあと息子と結構色々「死」についてお話しました。

 

 

そして夫が「地下にも行けるよ」と言うので

みんなで地下に降りてみました。

パンフレットの写真にある洗礼の為の浴槽やお墓があった場所が

昔さながらに保たれています。

ちょっと異様な雰囲気でした。

天井には大きな斧を持った死神の絵があったり。

 

 

教会自体はそうでもないのですが

地下の部分は気持ちのいい場所ではなく

写真撮らないほうがいいな、と

思うような感じでした。

 

 

その後不思議とお姑ともちょっとだけ死後のお話をしました。

彼女は典型的なカトリックで輪廻転生の概念がありません。

でも「もし生まれ変わりがあったとしたら」という前提で

彼女の「生まれ変わるのが怖い」というお話を聞きました。

 

 

話が長くなるので割愛しますが

彼女とは普段こういう話は全くした事がなかったので

なんだか新鮮でした。

彼女は超現実主義で目に見えるものが全て。

息子が生まれた時も目に見える「形」で

「洗礼式」というのを通過しないと

その子はその誕生を神様から祝福されないと言って

夫とよく喧嘩をしていました。

結果的には洗礼式はやりませんでしたが。

 

 

そんなお姑ともこういう話ができたことは

いい意見交換になったと思います。

 

 

この日は教会を巡って

色んな事を感じて色んな事を話して

息子ともより色んな想いを共有する事ができました。

 

 

息子には「死」をよく意識することでより「生きる」事を

実感、体感してほしいと思いました。

そして「死」は決して悪い事ではないと

いうことも一緒に確認しました。

 

 

そして後日この一連の話と正にリンクするかのように

たまたまみんなで入ったカリアリ市内の本屋さんで

新作やおすすめの本が置いてあるコーナーに

さり気な~く置いてあったウインクこの本。

 

 

エベン・アレクサンダー氏の「Milioni di Faefalle」。

「脳神経外科医が見た死後の世界(邦題)」

原題は「Proof of Heaven」です。

 

脳外科の世界的権威アレクサンダー医師が2008年に

自身が遭遇した臨死体験を報告し意識は肉体が死を迎えた後も

存在し続けることを科学的に解明することは可能であり

いずれ解明されると強く主張している本です。

 

 

日本でも過去にTV番組「奇跡体験アンビリバボー」で紹介されています。

ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

以前フィレンツェで偶然この本を見つけて

仲良しのお友達にプレゼントしたことがあって

その時は自分用には買わずに

いずれそのタイミングがきたら

自分も読むことになるだろうな~と

漠然と思っていました。

 

 

はい、「そのタイミング」来ました~~~。

 

 

即買いです。はい。

もう「これ読んでね」って事だと思います。

 

 

医学用語なども出てくるので

サクサク読むことはできませんが

ゆっくりじっくり読んでいます。

なんか文面からじんわり来ます。

 

 

こういう死後の話とかで

何が嘘で何がほんとで

この本は正しいのか間違ってるのか

 

そういうことはどうでもよくて

 

自分がそれに関してどう感じて

今後の自分の人生をどう変えていくか、

「そこ」だと思うのです。

 

 

死後のこと、魂のことを深く考えるいい機会になりました。

 

 

 

 

 

 

サルデニア島滞在のお話、くどいけど

もうちょっとだけ続くのですびっくり(マジ!?)

およろしくねハート

 

 

 

 

今日もお付き合いいただきありがとうございました。

Buona giornata!

よい一日を!!