こんにちは。
読書って素晴らしいですよね。
しみなおです。
オプトに入社してからはや3カ月半。
9冊の本を読みました。
全てビジネス本です。
読書は自己投資で、緊急ではないですが重要です。
忙しい!と思っている時にこそ本は読むべきであり、これが出来るか出来ないかによって何日か後に差がつくと考えています。
そしてアウトプットも非常に重要。
ということで、入社してから読んだ本を簡単にですがレビューします。
長いので暇な人だけ目を通して頂ければなと思います。
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▼目次
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・問題解決プロフェッショナル
・すべてのビジネスをスマホが変える
・稼ぎ方ルネッサンスプロジェクト
・会社を替えてもあなたは変わらない
・リーディング3.0
・7つの習慣
・何のために働くのか
・1日30分を続けなさい!人生勝利の勉強法55
・Facebookをビジネスに使う本
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▼問題解決プロフェッショナル
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<ポイント>
まとめると2つの思考と3つの技術、1つのソリューションがある。
思考は「ゼロベース思考」と「仮説思考」の2つ。
「ゼロベース思考」は自分の狭い枠の中で否定には走らないこと、顧客にとっての価値を考えることが重要で、「仮説思考」はアクションに結びつく結論を常に持つこと、結論に導く背景やメカニズムを考えること、ベストを考えるよちもベターを実行することが重要である。
技術は「MECE」と「ロジックツリー」の2つ。
「MECE」はモレはないか、ダブリはないかをチェックすることで物事を把握していく。また、3Cやビジネスシステム、4Pといったフレームワークを考えることで、MECEの考え方を学び、使いこなせるようになる。
「ロジックツリー」は原因を追及して、解決策を具体化するために作る。
これもフレームワークを考えることが重要となり、MECEを考えながらロジックツリーを組み立てていく。
ソリューションシステムとはビジネス上の問題を分析して、具体的解決策を立案するための問題解決法である。上記の思考と技術を駆使した、効率的な問題解決の実践的プロセス。特別な方法論ではなく、解決策の精度とスピードを高めるためにビジネスの現場で使えるように体系化したもの。
このように2つの思考と2つの技術、それらを総合した1つのソリューションシステムの5つの基本的な考え方を集約した本であった。
<しみなお的コメント>
入社してすぐにOJTである大坪さんに「読んだほうがよい」とおすすめされて書籍で、モバイル本部の方はほとんどの人が読んでいる書籍です。
結論としては「日々の思考が変わるくらい勉強になる本」でした。
問題解決能力は今の時代に必須で求められているスキルであると考えています。インターネットの普及によって、毎日ものすごいスピードで変わる社会においては何事も「答えはなく」、自分の力で答えを導きながら答えを出していかないといけません。そのためにはこの本に書いてあるような思考や技術によって、問題を解決していくことが求められているのではないかと感じました。
<本を読んだあとのアクション>
▼ロジックツリーをMECEで考えてみる
以前からロジックツリーは日常的に書いていたのですが、本を読んでからはよりMECEを意識して、モレとダブリはないかを考えながら書くことが出来ています。
▼フレームワークをとりあえず使っている
物事を解決しなくてはいけない時にただ考えるのではなく、フレームワークをとにかく使ってみるようになりました。
▼ゼロベース思考で仮説思考
枠に捉われた否定をしないように常に考えて、ベストよりベターな仮説を考えてみるくせが少しだけつきました。
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▼すべてのビジネスをスマホが変える
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<ポイント>
本書の流れは以下。
①スマートフォンはなぜ注目されるのか
②始まったスマートフォン第2ラウンド
③主流市場にアプローチするスマートフォン
④激化するスマートフォンメーカー
⑤日本市場におけるスマートフォン課題
⑥スマホでインターネットビジネスの姿が変わる
①スマートフォンはなぜ注目されるのか
⇒1、ソフトウェアによる拡張性・汎用性の高さ
2、インターネットとの親和性が高い
3、接触頻度と接触時間が延びる
1と2はユーザー視点、3はビジネス視点
②始まったスマートフォン第2ラウンド
⇒・始まったのはi-modeからIPhoneへの変化
・IPhoneは単一性のメリットでエコシステムの規模を作る
・そしてAndroidの普及やwindows7台頭
③主流市場にアプローチするスマートフォン
⇒・スマホのターゲット層が変わった
・ガラケーユーザーがターゲットに
・その辺で女性層にも普及しているIPhoneが一歩リード
・スマホのコンシューマー化によってAndroidには課題がある
④激化するスマートフォンメーカー
⇒・サムスンとソニーエリクソン
・一歩出ているが、二つの「モノづくり」や「ビジネスモデル」の考えは対照的
・中国、台湾企業の台頭とマイクロソフトと組んだノキア
⑤日本市場におけるスマートフォン課題
⇒・日本では2つのガラパゴスがある
1、日本特有のニーズ
2、日本キャリア特有のニーズ
・ローカルな視点でグローバルに思考することが大切
・スマホ市場では日本企業は苦戦している
⑥スマホでインターネットビジネスの姿が変わる
⇒・マルチスクリーン時代の到来
・スマホの注目はリアル連携
上記が本書の大筋であったが、
まとめとして、
・スマホはパソコンに代わってコンピュータの理想を成し遂げる
・非連続な未来なので、独創的かつ新手法を
・スマホの未来にわくわくする
と書いてある。
<しみなお的コメント>
スマートフォンを仕事として取り扱う上で、土台となる知識習得のために読もうと思った本です。実際に読んでみたら、モバイル市場が過去どうだったのか、スマートフォン市場がいまどうなのか、今後どうなりそうなのかという全体像をつかむのには最適な本でした。スマートフォンは何が良くて、何がダメなのか。日本特有の文化は何か。今後どうすれば良いのかがユーザーやキャリア、メーカーなど様々な視点から考察されていたので、非常に勉強になりました。そしてとにかくわくわくしました。
<本を読んだあとのアクション>
▼スマートフォンの各論が学びやすくなった
スマートフォンの概論としての全体像を学べたので、もっと各論のスマートフォンを学びやすくなりました。やはり全体像から捉えておくことは重要だと感じています。
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▼稼ぎ方ルネッサンスプロジェクト
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<ポイント>
時給650円のパン屋のパートタイマーだった渋井さんが、銀行員の夫からのレクチャーにより、経営者に必要な4つの視点を持ち、「稼ぎ力」を身につけるまでをストーリー形式で書いてある本。
これから求められる人材は自分の与えられた仕事だけをこなすような人ではなく、経営者のように広い視点で仕事に取り組める人であり、こういう人を「経営者人材」呼びます。
「経営者人材」になるために必要な4つの視点は以下。
①長期的・将来的視点
⇒いましていることを5年、10年という長期スパンで考えること
②全体的・マクロ的視点
⇒自分がしていることは社会全体の中でどのような関わり合いを持っているかを広い視点から捉えること
③本質的・根本的視点
⇒失敗や成功という表面的な現象の本質的、根本的な理由・原因を捉える事
④多角的・多面的視点
⇒他人の立場に立って考えること
この4つの視点はどれもビジネスには欠かせない視点である。
<しみなお的コメント>
この視点を持つということは何事にも言えることで、非常に重要だと感じました。
また、この視点が活きてくるのは目の前のことに集中し過ぎていて、周りが見えなくなっている時かなとも感じました。少し落ち着いて、広く、遠くを、色んな角度からみることで本質を捉える癖をつけていきたいと思います。
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▼会社を替えてもあなたは変わらない
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<ポイント>
たとえ会社を替えたとしても、夢や目標といった自分の中の思いが定まっていなければ成長することはない。大切なのは「思い」であり、それを土台に考えて、何をするのかである。それは事業計画を決めることに似ている。
「事業計画」は“実現すること”を主眼においた、実現的・実践的な指針で、事業計画を木に例えると、「土壌」「幹」「枝葉」からなる。太い幹(成功のための事業ドメイン)を育てるためには“分析”が必要
⇒SWOT分析、3C分析を行い、強みを明確化する
⇒市場と市場ニーズに、強みを合致させ「幹」を描いていく
事業計画は個人にも応用が出来る。この場合の「幹」は、自分の思い「土壌」から描いた“自分ドメイン”。そのためには、
1、自分を深く見つめる 2、自分の強みを見つける 3、自分を公正に評価する 4、環境を徹底的に分析する
自分のキャリア形成を考えるとき、この“自分ドメイン”を見つめ、そこに立ち戻って自分の立ち位置を考え直すことが大切。
<しみなお的コメント>
事業ドメインも、自分ドメインも考え方は一緒でまずは「思い」そこからフレームワークに落とし込んでしっかりと分析をした上で考えていくことが重要です。
オプト海老根さんのこの本には「オプトの会社としての考え方」が詰まっていると強く感じましたし、ひとりのオプト人として、そして個人としてしっかりと自分のドメインを定めて行動していかなくてはいけないと感じました。
<読んだあとのアクション>
▼死ぬまでにやりたい100のこと更新&自分SWOT分析
読んだとに死ぬまでに何がやりたいのかを再度洗い出してみるのと同時に、今の自分は何が強みで何が弱みなのか、そしてオプトでどんなことができるのかを考え直しました。
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▼リーディング3.0
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<ポイント>
読書の方はリーディング1.0、リーディング2.0、リーディング3.0と変化している。
リーディング3.0は「インプット、ストック、サーチ、シェア、フィードバック」の5つのステップ、「大きなリターンを取るために、読書という自己投資をする」という趣旨のもと、「モバイルデバイス」「クラウドサービス」「ソーシャル・ネットワーク」を活用する。
これにより「物理的な制約」「時間と場所の制約」「情報シェアの制約」が無くなり、「情報力」「即時性」「ソーシャルリーディング」を得ることが可能。
▼レバレッジリーディングの基本的な考え方
1、読書は投資
2、速読ではなく多読
3、本のスクリーニングにこそ力を入れる
4、ビジネス書の読み方を変える
5、レバレッジ・メモを作ってアウトプットを行う
6、読んだら本を捨て、エッセンスを最大限に活用する
▼リーディング3.0の5つのステップ
1、良いものを効率的にインプット
2、ストックと整理を同時に行う
3、サーチの発達で整理が不要になる
4、シェアで多くの人とつながる
5、フィードバックで自分の情報に磨きをかける
<コメント>
学生生活に読んで衝撃を受けた本田直之さんの「レバレッジ」シリーズの最新刊が今回の「リーディング3.0」となります。今まで読んだのは「レバレッジシンキング」「レバレッジリーディング」「レバレッジ勉強法」「レバレッジ英語学習法」です。
今回のポイントは「モバイル、クラウド、ソーシャルの普及によって、読書の方法が変わってきた」ということだと思います。こういった各論は知っていても実践が出来なければ意味がないので、読書の習慣がついている今だからこそ、実践まで結び付けたいと思います。
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▼7つの習慣
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<ポイント>
幸せな毎日を送るために身につけるべき7つの習慣は、以下の通り。
1、主体性を発揮する
2、目的を持って始める
3、重要事項を優先する
4、Win-Winを考える
5、理解してから理解される
6、相乗効果を発揮する
7、刃を研ぐ
重要キーワードは「パラダイムシフト」
パラダイムとは世界の見方のこと、私たちは物事をあるがままにみているようでいて、実はまったくそんなことはない。
人は自分のレンズを通して世界を見ています。
人間関係で起きる多くの問題は、お互いのパラダイムが違うのにも関わらず、それに気づかずに、自分のパラダイムのみで、ものごとを判断してしまうことから生じます。
問題か解決のためには、相手のパラダイムでものごとを見る「パラダイムシフト」が必要なのですが、それにはまず、自分の内面を変えることから始めなければいけません。
これは「インサイド・アウト」というアプローチ方法です。この本では、問題を外から変えるのではなく、自分の内側から変えていきます。「信頼されたければ、信頼性のある人になる」ということ。
<感想>
どれだけ自分が優秀であろうとも、相手の考え方を理解しなくてはいけなく、
そのためには自分の「世界を見る見方」である「パラダイム」を変えなければ行けないという考え方は非常に原落ちしました。
常に自分の常識を疑い、相手の価値観にたって考えることはクライアント目線、営業目線、プロダクト目線、関係する様々な人に対してWin-Winな関係を気づいていくために必要だと思います。
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▼何のために働くのか
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<ポイント>
そもそも働くとは何か?という答えに対して著者の価値観で書いてある本である。
仕事とは天に仕えることで、働き続ける事で自分の天命が分かる。
また、自分の天職とはいったい何なのか、それを見つけるためにはどうしたら良いのかということに対して、「まずは同じ仕事を真剣にやり続ける」と書いてあった。
始めはダメでも知識を積み上げて、経験を積むことで、その仕事が天職だと思うようになるかもしれないし、他の仕事に興味が出て、それが天職になるかもしれない。
また、現状の仕事に対して、一生懸命に働けば、その見返りとして人間的に成長できるとも書いてある。それと共に日々の「ご縁」に感謝を忘れてはいけない。天命を全うする上で、日々頑張り人間力を付けていく。
<しみなお的コメント>
この本で学んだことはモバイルセールス部で学んだことと同じであると感じました。新卒の行動規範としてあげた3つ、①無駄なことは何ひとつない②自ら考え、行動し、働く③日々感謝し、思いやる は自分たちが部で学び、自分たちに足りない部分だと感じて設定したものでしたが、この行動規範にあげた3つがなぜ必要なのか、なぜ働かなくてはいけないのかがこの本には書いてありました。
こういった根本的な考え方を学ぶことは、一見直接日々の仕事には関係ないような気がしますが、突き詰めて考えていくとこういった考え方がひとつひとつの行動に落とし込まれていくと感じられた一冊でした。
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▼1日30分を続けなさい!人生勝利の勉強法55
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<ポイント>
勉強の習慣が身についていない人に向けて、毎日30分勉強することの大切さを説いている本である。一番印象に残ったポイントは以下の部分。
「私たちは数年前の過去の蓄積で、現在の収入を得ているということです。大学での成績・研究成果という過去の蓄積で就職先を得て、仕事での実績という過去の蓄積で新しいポジションを得たり、年収アップをしています。すなわち、今、自己投資をしなければ、5年先、10年先にあなたがある程度の収入を確保できる保証はないということです。」
勉強とは「昨日よりも自分のレベルを少しでも上げる生産的活動」で、読書も立派な勉強のひとつ、何より30分だけなので心理的な負担も軽い。1日30分の勉強を300日間続けると合計で150時間にもなる。
<しみなお的コメント>
緊急・重要のマトリクスで自分が今なにに時間を使うべきかを考えた時に、「緊急ではないが重要」な部類に入る自己投資は日頃から意識していないとなかなか実践出来ないことである。自分は大学での勉強量が他の人に比べて圧倒的に少ないので、自己投資の時間は非常に重要であり、まだまだ足りないと感じて焦っていたのですが、この本を読んで一日30分の積み重ねが、一年後に非常に大きな差になると学んでからは小さな時間をいかに意識して投資の時間に使えるかを意識することが出来るようになりました。
<本を読んだ後のアクション>
▼小さな投資の時間が増えた
今までは無駄に過ごしてきた、電車に乗っている時間、ランチの時間、起きた後の時間が小さな投資の時間になりました。まずは小さな積み重ねからやっていきたいと思います。
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▼Facebookをビジネスに使う本
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<ポイント>
①Facebookとは何か、どんな使い方をするのか
②5年で年商を15倍にした会社はFacebookをどう使っているのか
③15社の事例に学ぼう!Facebookのすごい活用法
④ファン4000人を集めて分かったファンページ運用のコツ
⑤いよいよ開始!ファンページ作成7つのステップ
⑥お金をかけずにファンを増やす!3つの賢い方法
⑦Facebookでビジネス拡大を狙うならターゲティング広告を活用する
⑧Facebookをホームページのようにカスタマイズする方法
上記を各論、ノウハウベースで学ぶことが出来た。
<しみなお的コメント>
もちろん各論を学ぶことも重要であるが、マーケティング、ソーシャルメディアマーケティングなどの上位概念をしっかりと学んでいないために、各論を学んでもきちんと理解して、自分の中に落とし込むことが出来ないと感じた。
もちろんこういったノウハウなどを学ぶことは直近の知識&強みとして活きる場面は多いのであるが、しっかりと自分の中に落とし込むためにはより上位概念を語れるようになってからの方が良いと感じた。その一歩でFacebookによる集客の幅の広さには可能性を感じられる本であった。
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以上です。
何卒宜しくお願い致します。
しみなお