桜の開花が待たれる3月の末に、上野まで行ってきました。
目指すは東京国立博物館、本館で開催されている特別展「中尊寺金色堂」です。
事前に情報をチェックしていたところ、どうやら特別展に入るまで平日でも20分、30分待ちとか…
週末でしかも会期があと少しとなると、覚悟しないといけなそうです。ということで、9:30の開門前に行ってみました。
まずは門前でしばらく並び、更に本館前でしばらく並び…それでも9:50頃には入ることができました。
↓本館前の待機列
特別展「中尊寺金色堂」
〜4月14日(日)まで 本館特別5室にて
天治元年、藤原清衡によって建立された東北地方現存最古の建造物、国宝・中尊寺金色堂。建立900年を記念して開催された特別展です。
5室に入ると、まずは大きなディスプレイが目に入ります。幅約7mの大型ディスプレイ上に原寸大の金色堂が再現されています。超高精細CG(8KCG)により次々と映し出される金色堂内部の中央壇、西北隅、西南隅。それぞれの須弥壇上の仏像群がどんどん迫ってきて、その迫力ある映像に目が釘付けになります!
(SNSアップ用に提供されていた画像)
会場には藤原清衡が眠るとされている中央壇に安置される国宝の仏像11体が、今回いらしています。
↓会場での全体的な配置
阿弥陀如来さまに両脇侍の観音菩薩・勢至菩薩さま、6体の地蔵菩薩さま。それぞれ穏やかな表情で気品のある仏さまに心が落ち着きます。
わたしは観音菩薩が好きなので、やはりこちらでも観音菩薩さまが好みでした。
大きさ的に、奈良・白毫寺の本堂にいらっしゃる膝をついた観音・勢至菩薩さまや、慈恩寺の手を失ってもなお美しい観音菩薩さまを思い出しました。
そして、腕を大きく上げ袖を翻えしたダイナミックな動きのある持国天・増長天さま。
おそらくお寺ではここまで近くに拝めないし、それぞれが360度から眺められるし、何度も行き来してしまいました。
こちらのみ写真撮影可能
久しぶりの仏さまに仏欲がちょっと満たされて、会場を出たときには待機列70分待ちになっていました💦
上野公園もぶらぶら。
この日は最高気温28℃とかで、桜🌸も開き始めたようです。
今年は咲き始めがゆっくりなので、これから各地でお花見🌸が楽しめそうですね☺️