以前、こういう記事を書いた。
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ちょっと車で休憩する時に、やっぱりカーテンがあると楽なんで自作した、というやつ。
この時、車のリア側のカーテンについてはまだ改善の余地がある、と書いた。
というのも、側面と違って、リア側は100均のカーテンワイヤーを使っているのであり、これがあまりよろしくない。
カーテンワイヤーって、つまりこれのことですが。
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ご覧のとおりワイヤーの両端に金属フックが付いているのであり、本来的に付属の丸ヒートンを壁に固定して、両端をグンと引っ張って強度を出すのが正しい使い方だ。
しかるに、俺の場合、車内のピラーカバー、つまりプラスチックの内張りの上端っこにダブルクリップを挟み込んでそれに引っかけているだけ。
一見良さげであるが、実は全然ダメで。
穴を空けたくないのと、ワイヤーの長さの関係もあるけど、下図のようにワイヤーが湾曲しており、左右に引っ張って強度を出すことができない。だらしない張り方になる。
おまけに固定していないのであんまり引っ張るとダブルクリップが外れて落下してしまうのだ。
取り扱いが実に要注意で、カーテンの開け閉めの際、または運転中に、しょっちゅう外れて危なかった。
それでまた色々考えたわけだが、どうもうまいアイディアが出てこない。
「クリップナット」というやつが世の中にはあって、どうやらこれで、ピラーカバーにがっちり固定できそう、ということはわかった。
でも、その辺のホームセンターに売ってないし、これだけのためにお取り寄せするのはすごく嫌だったw
あらためて、じっくり車の天井、特に内張りの部分を眺めて、思い切った手段に出てみた。
これだ。
天井内張りの端っこと車体との間の隙間に、ダブルクリップを無理やりな感じで差し込んで、内張り自体を挟んでいる。
天井の内張りは、材質が良くわからない、細かい繊維をシート状に厚く固めた「何か」のようです。カッチカチの固い材質じゃないので、このようにちょっとめくって歪めることが可能。
これにワイヤーを通したわけです。
クリップのつまみ部分がリアドアを閉める時に干渉するかと思ったけど、案外なんともなかった。
つまみ部分は取り外しできるんだけど、ドア開閉に支障がないので、今のとこそのままにしている。
相変わらずワイヤーの端っこはピラーカバーとダブルクリップのまんまなんだけど、後ろ側4点のダブルクリップ固定が強くなり、あまり引っ張ることなくカーテンを吊ることができている。
(↑今でも内側はこう)
これでようやく、簡単に外れることもなくなり、やや満足している。