こんにちは、
岡田宰治です。


前回は「仕事で気力が出ないときの意外な原因」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12816311433.html

ひきつづき『アイム・ファイン 自分らしくさわやかに生きる7つのステップ 大川隆法著』をテキストに、実体験を交えた解説にチャレンジします。





第12回目のテーマは〃その悩みの中心に人生の意味が隠されている〃です。

※本書からの引用部分は青字になっています。


「人間は永遠の魂修行をしながら、繰り返し繰り返し、地上に生まれ変わっている」という考え方をとり、この視点から現在の自分の魂修行というものを見たときに、「自分がいま試練と考えているものは、ほんとうは違ったものではないのか」という考え方が出てきます。
特に、いま悩んでいること、まさしく悩みの中心となっているものは、「みなさんの人生の問題集が、いったい何であるか」ということを教えているのです。
苦しみの渦中にあるときには、「今回の魂修行にとって、いちばん意味のあるところに、まさしく、さしかかっているのである。これはおもしろい。エキサイティングである」── こうした考え方が大事です。



「人生はこの世限り」という考え方では、どうしても刹那的で「欲望を果たすための人生」になりやすいです。
ところが、数百年ごとに生まれ変わり、転生輪廻を繰り返している永遠の旅人だと考えると話は変わってきます。
なぜなら、誰もが仏性をもっていて永遠の向上をめざすように創られているからです。


みなさんは、いよいよリングに上がったわけです。
リングに上がる前には、首にタオルをかけて、シュッシュッシュッと、シャドーボクシングをやっていたわけですが、いつまでも練習ばかりやっていたのでは駄目です。
「赤コーナー」と呼ばれたならば、やはり、タオルを取ってリングの中央に進まなければなりません。「赤コーナー」と声がかかったときに、「トイレに行きたい」などと思っても駄目です。そのときには戦わざるをえないのです。



人生は、過去世からの課題を解消すること(カルマの刈り取り)や、使命を果たすこと(生まれてくる前に立てた人生計画の実行)が重要テーマとなります。
そして、そういうテーマに合わせた出来事が人生のなかで最適なタイミングで起こるようになっています。
だからこそ、これに遭遇したときはリングに上がり、その課題と向き合いそれを解消しなければいけないのです。


まさしく、このときのために今回の生があったのです。
今回の生というよりも、生まれ変わる前に、何十年か何百年か、実在界のどこかで修行してきて、「よし、今度は見ておれ。今度は見事にやるぞ」と思って地上に出てきたのです。
したがって、その助走の期間だけを見ても、少なくとも数十年から数百年はかかっています。場合によっては、もっとかかっている人もいます。それだけの期間をかけてトレーニングを積み、そして、タイトルマッチにでてきたのです。
相手が人間であれば、殴られると痛いけれども、実際は、みなさんの前にあって問題と見えているものは、人間ではなくて、〃蜃気楼〃にしかすぎません。
問題というかたち、悩みというかたちをとって現れている、みなさん自身のカルマにしかすぎないのです。
リングの上での対決は、他人との戦いではなく、みなさん自身のカルマとの対決です。これをノックアウトしなければいけません。それが今世の使命なのです。



人生のクライマックスはカルマを乗り越えたときですが、その前には必ず苦しい試練が待ち構えています。
いままで多くの人たちを観察してきましたが、この試練に遭遇したとき、立ち向かっていくまたは逃げる、この二つのパターンに分かれます。
そして、その結果を見てみると、立ち向かった場合は、はじめは苦しんだりもがいたりと悪戦苦闘し、結果が出ない日々が続きますが、やがてその壁を乗り越えると、ステージアップし一回り人格が高まります。
いっぽう、課題から目をそらし逃げた場合は一見楽になりますが、行く手には徐々に課題が大きくなり八方塞がりとなっていくのです。


このときに、リングの上で、「自分は、そもそも頭が悪い」「環境が悪かった」「親がこうだった」「兄弟が悪かった」「貧乏だった」などというたぐいのことを言うとは、どうしたことでしょうか。
それは、リングの上で、自分が赤コーナーから出ていき、相手が青コーナーから出てきて、グローブを合わせて両者がグッとにらみ合うときに、「実は、おれ、練習していないんだよ。足がなまっているんだ、きのうから腰が痛くてね」などと言っているのと同じです。
「何を言っているんだ」ということで、相手からバシッと殴られ、一発でダウンです。



これは逃げようとしている場合の実態ですが、勝負どころでは絶対に逃げたらいけないのです。
なぜなら、逃げると問題の先送りでどんどん苦しくなるというだけではなく、最悪、来世に課題を持ち越すことになるからです。下手をすると魂の向上どころか魂の堕落となってしまうからなのです。


やはり、それでは駄目なのです。リングに上がって自分の弱みをさらしているようではいけません。自分のカルマとの対決が目前に迫ったときに、弱みを見せてはいけないのです。
もしマイナスの材料があったとしても、「これは決して口に出すまい。言うまい」と思わなければいけないのです。
「相手になど知られてたまるものか」という姿勢です。
実際には体重が百四十パウンドしかなかったとしても、百六十パウンドあるがごとく、堂々と胸を張るぐらいでなければいけません。相手の方が、「二十パウンドの差があるから、打ち倒されるかもしれない」と思うぐらいであって、ちょうどいいのです。
そのように、すべてをよいほうに考えていけばよいわけです。



問題と見えているものは、実は自分自身のカルマにしかすぎないので、「ここが成長のチャンス」と暗示をかけ切り替えなければいけないわけです。

私はたいした実績も残せていませんし、有名でも大金持ちでもありませんが、人生で出会った課題(経済苦、健康問題、対人関係の葛藤)に対しては真剣に取り組み、最後は勝利してきました。

だからこそ分かるのですが、目の前に現れた避けられない大問題は、じつは一回り大きくなるために天から与えられたチャンスなのです。


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