こんにちは、
岡田宰治です。

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前回は「認知症と心そして予防」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12709559442.html

認知症の原因と少しでも遅らせる方法についてでした。




今回は「不随意筋の秘密」というお話です。


・随意筋と不随意筋


筋肉には大きく分けて2種類の筋肉があります。

一つは随意筋といって、
自分の意思でどうにでも動かせる筋肉です。

もう一つは不随意筋といって、
自分の意思では自由にならない筋肉です。


実例を挙げるとすると、
手足などの筋肉は自分の思うように動かせますが、
心臓をはじめ内臓の筋肉は思うように動かせません。

たとえば、随意筋である手足の筋肉は、
動かそうと思えば
力加減やスピードもコントロールしながら、
ロボットがまねられないぐらい正確に動かせます。

ところが、心臓や胃の筋肉に止まれと意思表示しても、
止まることなく自動操縦のように動き続けています。


同じ筋肉なのに、
片方は自由に動かすことが出来て、
もう一方は勝手に動いているようにも見える、
これはまことに不思議ですが実際にそうなっています。


厳密にはもう1種類、
よく訓練しないと自由に動かせない筋肉があり、
これが姿勢筋(若返り筋)とうインナーマッスルですが、
ここでは話がややこしくなるので別機会に譲ります。


・なぜ自分の意思で動かせないのか


では、不随意筋が自由に動かせないことは分かったとして、
なぜ自分の意思で動かせないのでしょうか。


それはコントロール元が違うからです。

随意筋は脳神経の支配下にありますが、
不随意筋は自律神経の支配下にあるからです。


ではなぜ不随意筋は脳神経ではなく、
自律神経の支配下にあるのでしょうか。


ひとことでいえば、
自動操縦の方が生きていくのに好都合だからですが、
実はそこに人体の秘密が隠されています。


それは、仏教でいう色心不二であり、
肉体の中に魂が宿るという考え方です。

肉体というのは魂の乗り船ともいわれていますが、
船が肉体で船頭さんが魂という考え方です。


これは実に理にかなった思想で、
随意筋と不随意筋を説明するのにも適しています。


肉体という乗り船はいわば
自動修復機能のあるロボットのようなもので、
これを操縦するコントローラーが脳というわけです。

ですから、
このコントローラーで動かせるのが随意筋、
脳のコントローラーで動かせないのは不随意筋となります。


では、不随意筋のコントローラーは魂だとして、
どのようにして自動操縦しているのでしょうか。

魂というのは霊ともいわれるエネルギーのことです。


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エネルギーというのは物質ではなく、
目に見えない次元を超えた力のことですが、
この魂というエネルギー体が、
乗り船の船頭さんであり舵取り役だといえます。


じつは
魂といえども一塊のエネルギーではなく、
肉体と同じように諸器官に分かれており、
その中枢、肉体の脳に当たるのが心という部分で、
心臓あたりに位置しているといわれています。

同じように、
魂内には各内臓の意識が存在しています。


そして、霊肉をつないでいる器官が自律神経なのです。


さらにいうと、
魂と肉体をつないでいる場所は、
太陽神経叢という部分で、
そこには大腰筋という要の筋肉がついています。


・心を整えるのが不随意筋の健康法


このような理由から、
自律神経というのは、
精神と肉体を調和させるための重要な鍵を握っています。


随意筋、普通の筋肉を鍛える方法としては、
いつもお伝えしている筋トレが有効です。

それに対して、
不随意筋である内臓の筋肉を健康にするには、
自律神経を調和させるのが有効です。


では、そのために役立つ方法をいくつかお伝えしましょう。


一つ目は運動です。


それも有酸素運動といわれるリズム運動は最適で、
中でも誰でも出来るのが30分以上のウォーキングです。


なぜ30分以上かといえば、
リズム運動はある程度の時間継続する方が効率的だからです。


さらに付け加えると、
太陽神経叢あたりに意識を置きながら歩くと、
大腰筋が活性化してより自律神経に影響を与え、
内臓の働きを整えることが出来ます。


二つ目は冥想や祈りなどスピリチュアルな方法です。


これには様々な方法がありますので、
すべてをお伝えできませんが、
私が行って効果を上げているものとしては、
精神統一、呼吸法、祈り、瞑想があります。


どれも、初めは専門家の指導が必要ですが、
少し慣れると習慣にすることが出来ます。


運動の中でも呼吸法に重きを置いているものは、
自律神経の調整が可能なので、
スピ系が苦手な場合は、
ヨガなど呼吸法+ゆっくりと動く運動が良いでしょう。

若返り筋メソッドもそれに含まれます。



今回は随意筋と不随意筋を中心として、
心と体を調和させる方法をお伝えしました。

心が調和された人が一人でも増えますように。合掌


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