こんにちは、
岡田宰治です。


心の健康シリーズの連載は、
からだと心の関係をみつめ直し、
こころを整えることが大切さだと思うからです。

前回は「神経痛を引き起こす心の傾向性」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12683878158.html




今回は「肛門のトラブルと心の傾向性」です。


では、さっそくですが肛門と心の関係を考察しましょう。


肛門のトラブルというと、
身近なものとして痔(ぢ)があります。


「痔」とは「肛門の病気の総称」で、
「いぼ痔(痔核)」「きれ痔(裂肛)」「痔ろう」
この3種類が三大疾患として知られています。


では、痔になりやすいタイプとは、
いったいどんなタイプなのでしょうか。

 
痔になりやすい体質とは、
長時間の立ち仕事や座り仕事、
冷え性や下半身にうっ血しやすい人です。


つぎに肛門の機能を考えてみましょう。

肛門といえば体の出口であり、
排泄のコントロールをするところです。


では、この排泄器官である肛門と、
心にはどんな関係があると思いますか?


出口であり排泄器官である、
これを心に置き換えて考えてみると…。


昔から日常的に使われている言葉では、
この件は「糞切りがついた」とか
「糞切りが悪い」など聞いたことがあるでしょう。


そうなんです。
実はこころの排泄と関係があるのです。


肛門が悪くなる人の特徴の一つ目は、
「糞切りが悪い」ことです。


たとえば、
ケジメがつけられない。
移り気で次々と手を出すのにやりとげない。
など、区切りをつけられない人は、
糞切りが悪くこころがスッキリしません。

 
ひとつひとつのことを
キッチリ処理するのが苦手、
というひとは要注意です。


ふつう、出すことよりも
口から入れることを考えてしまいがちですが、
出すことは、とても大切なことなんです。


きちっと排泄できると、
食べるのが楽しいし気分もスッキリする。

一見、排泄というのは
「きたない」「目を向けたくない」と思いがちですが、
本当はとてもありがたいことなんですね。

 
つぎは、二つ目の理由です。


それは、
自分より下と考えている人に対して、
見下すという心の傾向性です。


たとえば、
会社で上に立った場合は平社員達への感謝、
こうしたものが足りないと痔になるといいます。


これは一見つまらないと思うことでも、
本当の姿はそうではなく、
「ただの役割の違い」であって、
みんな助け合ってこの世は成り立っているからです。


そして三番目の理由です。


痔になる人は、
食べ物への感謝が足りないといいます。

食べられることが当たり前だと思っているからです。

 
何気なく口に入れている食べ物。
スーパーに行けば、山のようにある食べ物。


ものすごく多くの生命や人が関わって、
そういった品物が並んでいるわけです。

これも、当たり前のように見えますが、
そうではありません。


これらを学んでからは、
私も反省が入り見方が変わりました。


スーパーに並んでいる商品を眺めてみると、
世界中の植物や動物をはじめ、
漁師さんやお百姓さんの顔、
工場で働く人の顔などが浮かんできて、
おもわずちょっと感動してしまいました。


この3つの理由のように、
痔になる人は、
人生に盲点があるというのが結論です。
  

まとめると、

排泄や下積みの人に対して、
取るに足らないと思うのではなく
感謝の思いを出すこと。

また、ふん切りよく、
与えられたことをキチッとやりとげること、
こういう心がけが肛門を元気にするコツ、
ということでした。


ともあれ、この学びのおかげで、
改めて排泄のありがたさや、
世の中の仕組みに感謝する機会を得ました。

合掌。


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