こんにちは、
岡田宰治です。


前回は「視力の低下と心の関係」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12667237415.html

意識をうちに向けるか外に向けるかというお話でした。




今回は「聴力の低下と心の関係」です。


耳の病気には難聴や中耳炎などがあります。

そこまではいかなくても、
最近「話が聴き取りにくい」「耳鳴りがする」など、
耳の不調は意外に多いのが実情でしょう。


来院される方の中にも、
耳のトラブルを訴えられている方は少なくありません。


この耳と心の関係を説明するのに欠かせないのが
耳と口との関係です。

 
これはよく語られている話ですが、
耳は左右にあり合計ふたつあるのに、
口は一つしかありません。


いったん白紙にもどして考えてみると、
口が二つで耳が一つでもいいはずなのに、
なぜだか口は一つしか創られていません。

その理由は、 
 
創造した神様が、
「人間はしゃべることの二倍聴きなさい。
ひとの意見をよ~く聴きなさい」ということで、
耳を二つ創られたという話は有名ですね。


本当にそう思わせられることがよくあり、
以前は人の話に耳を傾けることが苦手で、
反論ばかりして嫌われていました。


人間は自分の言いたいことばかりを口に出し、
ひとの話に耳を傾けたがらないという
こころの傾向があるようです。


ですから、
ここは努力が必要ということになります。


特に耳の病気でもないのに
聴こえにくくなる人の場合は、
こういう心の傾向が強いといわれています。

ひとの意見や話の聴き方が足りないようなのです。


たんてきにいえば、
「自分が自分が、私が私が」という自我が強くて、
「ひとの言うことなんか聴きたくない!」と、
いつも思っていると、だんだん耳の機能は弱くなり、
耳が遠くなっていくのです。


カッテツンボという言葉がありますが、
これなどは聞きたくない話は聞こえない、
ということなので精神作用と関係大ありなのです。


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解消法はおわかりの通りで、
ひとの意見に対して素直に耳を傾けること。

いつも、そういう努力を惜しまないことです。


もう一つ、
体の側からの解消法もあります。


それは、耳の後ろの筋肉を緩めてあげることです。


まず、、実際に人差し指の先を使って、
耳のすぐ後ろで口を開けたら動くところに当てます。

アゴの後ろにあり耳と首の間の筋肉に、
両側の外側から後ろ45度から当てます。

口を開けると筋肉が張り、
口を閉じると筋肉が緩むので、
そのアゴの動きを利用して行います。

口が開いたときに指先に筋肉圧がかかり、
口を閉じたときに筋肉圧がきえるというリズムで、
耳の下半分からアゴの上半分まで、
上から順番に緩めていきます。


人の話を聞くことが一番大切ですが、
アゴの後ろがカチカチにこっている場合は、
この部分を指先を使って緩めるのも、
一人で出来ることなので良い方法だといえるでしょう。


以前は人の話を遮る癖があり、
実際に耳が聞こえにくい時期もありましたが、
最近は人の話を聴くことが出来るようになりました。



最近はコロナの影響で、
マスクを常用していますが、
それが原因となり口を大きく開けることが減り、
アゴの後ろの筋肉がこるという症例が見られます。

こりから耳が聞こえにくい事も多いので、
人の話を聞くことと併せて注意したいと思います。


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