こんにちは、
岡田です。


前回は『波長同通の法則と治療の関係』でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12500612552.html

波長にあった施術者を引き寄せることは、
良い結果とストレスを減らす道であるという内容でした。




今回は、治療の真理こぼれ話です。


「施術者が確信を持って施術を行い、
患者がそれに共鳴した時に最高の結果が得られる」


このように、治療の真理はとてもシンプルです。


こんなシンプルな真理が分かるのに30年かかりました。

なぜなら、
真理と技術を同一視していたからです。

つまり、技術を極めるということに囚われ、
真理を見失っていたわけです。


約30年前のある日、同業者の会合の席で、
年配のある治療家の話を聴いていた時のこと、
彼は治療の本質についてこう語りました。


患者は「わしの顔を見ればみんな治るんじゃ」
眉毛につばを付けるそぶりでニッコリ笑いました。


それを見た時に思ったものです。
「こんな患者を騙すペテン師にはなりたくない!」


しかし、今振り返ると違って見えます。
治療の真理を彼流に語ったんでしょうね。


視野が狭くて頭が硬かった当時の私には、
ちょっとレベルが高すぎました。


(確信は時間とともに低下する)


21歳で鍼灸学校を出て鍼灸院に就職、
それをきっかけに様々な流派の鍼灸を学びました。

その後は吸い玉やアロマセラピーなどの代替療法、
スポーツトレーナー、整形外科助手、運動療法など、
治療家に必要な多くのことを学び実践しました。


その治療法の遍歴中に気づいたことがあります。


新しいことに取り組み努力していると、
驚くほどの効果が出るのに対し、
少し慣れてくると効果が低下することに気づきました。


当時はその理由が分かりませんでしたが、
今ではよく分かります。簡単に説明しましょう。


「これだ!」と確信を持って施術しているときは、
期待以上の高い効果が出るのに対し、
だんだん慣れるに従って、
その方法がもつ長所や短所が見えてきます。

すると、確信を持てる部分と持てない部分に分けられ、
確信を持てる部分はずっと効果が継続しますが、
そうでない部分は次第に関心が薄れていき、
効果もそれに比例するように低下します。

そのうち、確信を失った部分については、
真理を求めて、
次の方法に興味が移っていくのです。


つまり、確信がもてないと効果も落ちるわけです。

その中身は、
意識の分散や集中力の低下となって現れます。


時間の経過とともに記憶が薄れるのと同じで、
確信といえども、
繰り返し、それを実感していないと、
時間とともに低下していくものなのです。


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(習慣は波長を維持させる)


今でも治療業はメインの仕事であり、
毎日クライアントに相対していますが、
得意分野では確信が低下することはありません。

しかし、苦手意識を持っているものについては、
時として確信が持てないことがあります。


つまり、自信は成功を重ねることで確信に変わり、
それを繰り返すことで揺るぎないものになる。


勝ちパターンは波長を維持する効果があるのです。


これを波長同通の法則からまとめましょう。


たとえばある症例を診たときに、
勝ちパターンと確信できたとします。

その途端に、
確信の波動はクライアントに伝播しますが、
同時にクライアントへの説得力もまるで変わります。


これをクライアントが素直に受け入れた場合は、
確信を持つプログラムに集中していると、
最良の結果を引き寄せることができるのです。


この時、術者と患者そこの磁場が共鳴し、
すべてが一体となったような感覚、
とても自然な感覚を伴います。


今回は、治療家視点から観た治療の真理について、
こぼれ話を交えて説明しました。

最後までお付き合い下さりありがとうございます。


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