こんにちは、
岡田です。


前回は「皮ふの動きが悪いと腰痛になる」
という皮ふと腰痛の関係についてでした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12310418151.html

今回はそのつづき、解消法です。


前号の最後に問題を出しましたね。

Q『皮ふの潤滑が低下した場合は、
どう対処したらよいのでしょうか?』


1.もむ
2.つまむ
3.さする


正解は、

◎つまむ
〇さする
×もむ


◎は皮ふを「つまみあげる」
といっても良いでしょう。



こんな感じです。


〇さするも間違いではありません。

さする場合のコツは、
皮ふを動かしながらさすることです。

軽く圧をかけながらさすればいいのです。


それでは解消法について、
もう少し詳しく解説します。


(自分でやる場合)

 
試しに、手足やお腹や胸など、
あちこちの皮膚を
親指と人差し指でつまんでみて下さい。

正常なところは軟らかいですし
ただつまんでいるだけで全く痛くありません。


しかし、腕を例にお話ししたように、
潤滑液が滞っている異常部位は痛く感じます。

もっと悪くなると、
つまもうとしても全くつまめなくなります。


体中が硬いというのはありませんが、
部分的にはつまめないところがあるでしょう。

そのつまめないところが滞っているところです。

腰の後ろあたりは、
二人に一人ぐらいの確率で滞っています。

なぜなら、
腰の皮ふは動きが少ないので
硬くなりやすいのです。

ですから、
腰の皮ふをつまんだ場合、
つねっているような痛みがある部分があります。

少し痛くても大丈夫ですから、
ソコの部分を親指と人差し指あるいは、
親指とあと2~3本でつまんでみてください。


それ自体が解消法になります。


それを繰り返しているうちに、
皮ふの動きは必ず良くなってきます。

かんたんにつまめるようになり、
痛みも感じなくなったらセルフケア完了です。

これを定期的にチェックし、
ケアしてあげてください。



(自分でやるのが面倒な場合は)


自分でやるのは痛くて苦手、
めんどうくさいという方は、
吸い玉療法が良いでしょう。


吸い玉は、皮ふを吸引して行う療法ですが、
抜群の実績があります。


この場合は、皮膚の動きが悪い箇所を探して、
皮膚の動きの悪いところを片っ端から吸引します。

少し痛いのですが、
じきに「いたぎも」快感に変わることが多いです。


また、そういう箇所はリンパの流れが悪いところなので、
川でいえば淀みのようになっています。

だから、疲労物質がいっぱい蓄積しており、
吸い玉の跡が紫色、時には真っ黒になります。


そんな場合でも、何回か行うと、
皮ふの動きが改善し、
まもなく関節も柔らかくなり、
おまけに皮ふの色もキレイになってきます。


このように、皮ふが健康的に動くということは、
意外に大切なことなのです。


よくあるマッサージの効果も、
本当は筋肉をほぐすことより、
皮ふの動きを良くしてやることの方がずっと大事です。

上手な人はこれが分かっているわけです。


皮ふが硬くなって、
関節の硬さや痛みが出てお困りの場合はご相談ください。

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