こんにちは、
岡田です。

  
前回はひざや股関節から腰痛になる原因パターンでした。

今回は、解消法を説明します。


(原因パターンのまとめ)

ここで原因パターンをまとめてみましょう。

・開脚位で行うストレッチなど柔軟体操
関節に無理な引っ張り力などが働き、
関節の繋がりが悪くなって起こる障害

・ハードなエアロビクスなど
ひざや股関節を高速でねじる運動で、
関節の繋がりが悪くなって起こる障害

・ひざや股関節の打撲
関節を直接打撲することにより、
その関節や隣接する関節で起こる障害     

・段差が高い階段の上り下り
登りは関節屈曲での負荷、下りは加速度で起こる障害

・ひざや股関節の形成不全
遺伝や成長途上の発育不全による障害

・不良姿勢
一方向に偏った横座り、足組座りなど、
習慣性の不良姿勢による障害


(他力で治す方法)

X線やMRIが参考になることも多いので、
はじめに専門医に診てもらった方がよいでしょう。

しかし、それで全て分かるワケではありません。
静止状態の検査では、
動きの中で起こる異常は分からないからです。

ひざ、股関節、骨盤などを、
別々のパーツとしてとらえる治療では、
つながりが理解できないのでなおせないでしょう。

関節や筋肉の連動について理解し、
つながりの異常を把握したうえで治療することが肝要です。
 
また、繋がりが悪くなって起こる障害には、
お薬など化学的な療法はほとんど効果がありません。



最適なのは微妙な調整が可能な療法です。

炎症がある場合は氷冷が欠かせませんし、
関節のつながり(潤滑)改善のためには、
運動療法や整復術などの力学的療法が欠かせません。

関節の微妙なコントロールには、
テーピングやサポーターも有効です。

 
病院、鍼灸院や整骨院、整体カイロにかかわらず、
納得のいく説明と理にかなった療法が受けられ、
安心してかかれるところを探して下さい。


(自力で治す方法)


どんな故障でも他人が治すわけではなく、
あなたの自然治癒力が治すので、
自力でなおせる可能性は常にあります。
 

慢性のひざ痛の場合は水中歩行がよいでしょう。

水中歩行は、
水による冷却と水圧によるサポーター効果があり、
水の抵抗も利用できるので効率よくリハビリできます。

かばわなくても歩ける場合は、
歩行整体が可能です。

歩行整体をすると、
自然治癒力が大幅にアップします。

やりかたについては、
過去ログをご参照ください。


ひざや股関節が歩くと痛む場合は、
歩行直後に、
氷水で冷やすと痛みは取れ回復が早まります。


ひざが伸びる場合はミニトランポリンもよいでしょう。

体操療法の場合、
動きの速い体操は痛みが出るので、
ゆっくりとした動きの体操の方がリスクが少ないです。

太極拳、気功、プレス体操、ヨガなど、
ゆっくりしたリズムで行える体操がよいでしょう。

--------------------------------------
☆メニュー・料金表
☆お問い合わせ・地図
--------------------------------------

【セミナーのお知らせ】
『13のチェックポイントと歩行整体』
・日時 4月1日(土)14時~15時半 費用1000円
・場所 健康科学整体研究所
・要予約(定員になり次第終了)
※メールかお電話でご予約ください。

--------------------------------------