こんにちは。
岡田です。 


今回は、ひざや股関節からの腰痛、
よくあるパターンを解説しましょう。

 
(股を開いて行うストレッチ)

座った姿勢の開脚で行うストレッチで、
左右どちらかが開きにくい場合があります。

股関節まわりが硬くなったり、
かみ合わせが悪くなって起こりますが、
原因は骨盤のゆがみや日常生活の偏ったクセです。

ストレッチの際に開きにくい側の股関節を
無理やり開こうと頑張りすぎると、
となりの仙腸関節(骨盤)が開いて腰痛を起こします。

股関節が硬い方がストレッチやヨガで、
無理に伸ばした場合によく起こります。


(エアロビクスなど動きが速い運動)

エアロビクスなど動きが速い運動は、
跳ねたり回ったりと日常使わない動きが多く、
ひざや股関節への負担は大きいです。

体力や柔軟性によっては、
むしろ健康に悪いケースも見られます。

スピードについて行けなくて無理が生じたり、
動きの変化について行けずにバランスを崩すなど、
ひざや股関節を痛め腰痛になることがあります。


(横に転んで股関節、前に転んで膝をぶつけた場合)

高齢者に多いのが自転車や歩行中、
あるいは家の中で転倒するケースです。

例えば自転車走行中、
ちょっとしたことで左右に転倒することがあります。

転倒側の股関節を痛めますが、
股関節のかみ合わせに狂いが生じることも多いです。


また、歩行中に小さな段差につまづき、
前方に転倒することがあります。

ひざを直接ぶつけることが多いのですが、
同時に、ひざを通じて股関節や仙腸関節に狂いが生じ、
腰痛になることは多いパターンです。

 
(段差の高い階段の上り下り)

公共施設や駅などの階段は比較的緩やかですが、
ふつうの家屋の階段は大半が急な傾斜なので、
ひざや股関節への負担が大きくかかります。

その結果、ひざや股関節を痛めることも多く、
かばっているうちに腰痛になることがあります。


(股関節の形成不全がある場合)

あまり知られていないことですが、
乳児期のハイハイ運動が不十分だと
骨盤や股関節の発達が悪くなります。

その結果、転びやすくなったり、
股関節の障害が出やすくなります。

成人後もささいなことで股関節を痛めることが多く、
腰痛を起こすことがあります。


(横座りの習慣)

女性に多い一方に偏った横座りの習慣。

習慣とはこわいもので、
ちょっとしたことでも毎日の積み重ねは大きな力となります。

一方に偏った横座りの場合は、
ひざも股関節も同じ方向に強制され、
筋肉も偏って引っ張られます。

このようなパターンが続けばからだにクセがつき、
ひざや股関節がゆがみ腰痛を引き起こすことがあります。
 

こんな感じで、
ひざや股関節が原因で腰痛になることがあります。

そうして起こした腰痛の大半は、
「ゆるみ腰」や「しまり腰」など骨盤の歪みをともないます。

 
体は骨格を通じて全身連結されているので、
どこかに狂いが生じると
連鎖反応的にトラブルが発生するのです。

腰には覚えが無くても
腰痛になるのはこのためです。

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