こんにちは。
岡田です。


骨格編、筋肉編に続いて
今回は慢性の首痛、皮ふ筋膜編です。

最近は筋膜と表現される方も多いです。

皮ふ筋膜といわれても?
という方は。

首の皮ふを手のひらでこすってください。
手のひらに皮膚が吸い付いて一緒に
動きますね。

これが皮ふ筋膜の動きです。


岡田は慢性首痛を3種類に分かけています。

1.関節に問題がある場合
2.筋肉に問題がある場合
3.皮ふ筋膜に問題がある場合

1+2 1+3 2+3のように、
実際は複合パターンが多いのが実情です。

判断基準はその動きの滑らかさです。


これは、痛みと一致しているわけではありませんが、
痛み、しびれ、こわばりなど、
不快感につながっています。

この不快感の原因が皮ふ筋膜というケースも多く、

こんな場合は骨格や筋肉の整復術をしても、
すぐに効果が消えてしまったりします。


では、皮ふや筋膜に問題がある場合とは、
どんな状態なのでしょうか?



たとえば、

・皮ふをつまもうとしても硬くてつまめない
・皮ふが癒着してひっついている
・皮ふが血色が悪くざらざらしている


こんな時、皮下の潤滑は低下しており、
皮ふや筋膜の繋がりが悪くなっています。
おおざっぱにいえば、
皮ふがこわばっている状態。



ここで、簡単な実験をしてみましょう。

片方の手の親指と人差し指で、
反対側の手の二の腕から先をつまんでください。

簡単につまみあげられますね。

これは、皮膚と筋肉の間に、
リンパ液という潤滑液が流れているから。


これが、首の場合でみると、
つまめないところがあるのです。

これはリンパ液がうまく流れていない状態。

干上がったようになっていたり、
ちょろちょろとしか流れていない状態です。

リンパ液は、免疫系や老廃物の回収に活躍しているので、
この流れが悪くなることもトラブルの原因となります。


では、首の場合を順番に説明しましょう。


1.皮ふをつまもうとしても硬くてつまめない場合


ひと差し指と親指で首の皮ふをつまんでみると、

首のつけ根の後ろや、頭の付け根が、
痛くてつまめないことが多く、

このあたりのリンパ液が滞りやすくなっています。


2.皮ふが癒着している場合

これは、誰でもあるわけではないですが、
部分的に
のり付けしたように張り付いている感じです。

これがあると、
そのあたりの関節や筋肉の動きにも支障が出ます。


3.皮ふが血色が悪くざらざらしている場合

これは、
リンパ液がちょろちょろ流れている場合に多く、
癒着まではいってないけれど、
皮下の体液リンパ液が悪い状態です。


●回復させるにはどうしたらいいの?



これらを回復させるためには、
皮ふに注目することが大切です。

皮膚の滑らかさや色艶が教えてくれるからです。


岡田は皮膚の潤滑整復術として、

親指ととほかの指を使ったり、
手のひら全体を使ったりして、
皮膚の動きを滑らかにしています。

一番簡単な方法は、
皮ふをさすることでしょう。
これなら、だれてもできますね。


その結果うまくいけば、
皮膚が滑らかに動き出します。

干上がった大地に水が覆いつくすような感じで、
リンパ液が流れていなかったところに、
リンパ液がいきわたり不快な症状が消えていきます。


皮ふに目を向けたことがない、
こんな場合が多いので、
一度試してみてください。


あなたの首痛と関係ありそうな場合、

または短期間で回復させたい場合は、
岡田までご相談ください。


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