ガンコなおいちゃんは最後までガンコでした
救急搬送から一ヶ月で急性期病院から主治医の病院へ転院
その後、退院を促されたのだが、在宅の目途が立てられなかった
次の病院へ紹介してもらいどうにか転院できたものの、
相部屋の方が次々にお亡くなりになったらしく
「こんな病院は嫌じゃ!死んでしまう!帰る!」
と、元気を出していたそうな・・・
最後まで生きる気力をしっかり持っていて、生きる意欲は高かった。
でも、在宅生活での老老介護は到底無理。
仕方なく釣り仲間のケアマネさんに無理行ってお願いし
短期入所のロングバージョンの計画をしていた・・・のだが
その矢先
誤嚥にて容態悪化・・・
その後主治医の病院へ戻ったが、
先日他界されました。
男性の平均寿命を越え、大往生でピンピンコロリに近いと言えるでしょう
入院中も最後までガンコを貫き
薬拒否&入浴拒否&おかず拒否&離床リハビリ拒否&コールの嵐
娘さんはホトホト困り果てる日々
最後は同室者が騒がしい方となり、それ以降日に日に弱っていったとの事
(うるさい人同士、同じ部屋に集められたのだろうと・・・娘談)
結局両親の為に建て替えた自宅での生活は
かなわずじまいであったが、運命とはそんなもの。。
私が関わり始め、
初めて記事にしたのが2016.11.11
その時に予想した「5年以内の過酷なピーク」
予想を大きく外し、その後1年6ヶ月で終結を迎えた形となった
あっけないと言えばあっけない。
入院記事が2017.9.18
結果、床に伏していた期間は8か月
正直、その年を越せるかどうかとまで感じた状況変化だったが
おいちゃんの「生きる意欲」には驚きの連続
まぁ、寝込んだ期間は比較的短かったと言えよう
在宅期間中は主治医への定期受診はされなかったようだ
しかし、それまでの主治医がきちんと主治医の役を果たしてくれて
最後は本当によかったと思います。
結局、隠居し老夫婦二人暮らしの期間が2年6ヶ月
身体を拭いたり、食事を用意したり献身的なおばちゃんだった
これから張り合いが無くなり、おばちゃんの気力が減らない事を祈るばかりだ
認知症になる事もなく、自分の意思を最後まで発し
生命力の最後の最後まで自分を保っていた おいちゃん
ガンコな性格は最後まで。。。。
合掌