めっけもんレトロ1~ 一目惚れ 青の波に源氏車の小紋以前よく行っていた着物の古着屋さん。他県に移転して今は時々、催事でやって来ます。そんな中、レトロな素敵な小紋を、それも二枚見つけました。どちらも一目惚れ、そのもの。今はもうこんな色合いの小紋は作られないだろうと。まずは、鮮やかな青の波と波頭に赤の源氏車が半分。これも片輪車文様と呼ばれるものでしょうか。もう、圧巻です。大好きな波大きな波頭、更に大きな源氏車に花があつらえてあって。 現実ならばこんな荒れた波の中に 沈む 源氏車に花がぴったりとくっついてるなんてことはありえないんですけれども、それがまた着物の模様の美しさの特徴の一つとも言えます。レトロを超えてるような。この美しさ、見事さ。 変なもんで私はこのような派手な奇抜なそれも 今はないような レトロなものを、抵抗なく着てしまいます。と言いより、 大喜びで着てしまいます。 キラキラの帯や高級な訪問にはビビるのにね。