古着屋さんでもう何ヶ月も前から置かれていた帯で、黒地に太い縦縞の中に 芝を思わせるモダンな柄と、片側に縦に昔からの萩の柄がついています。
お店の方のアドバイスもあり、またずっと残っているということも気になり始め、そういう帯があると、私はもう一花咲かせたいという気持ちになってきます。そこで思い切って購入するに至りました。
お太鼓の形にした帯だけ見ますと、やはりインパクトあるなぁと思います。それ以上に気に入ったのが一巻目の柄が、黒地に金糸の唐草など入っていて、結構こっちの方に惹かれたのもあります。お寺っぽい、仏教っぽい。こういうの大好きです。坊さんの袈裟を見ると、その魅力にクラッとくる変な癖があります。
昨日は大荒れのお天気に気象病でぼーっとして、うんざりして対抗すべく、鮮やかな 朱色の大島紬に合わせて行きました。しっかりと着物を引き締めてくれました。後ほどお伝えしたいと思います。あぁ、帯に感謝です。昔の帯が持つ力と魅力。古着屋さんに溢れていますね。