玉虫色に光る茶色の細い縦縞紬、紺の縞柄のレトロな昼夜帯で | 風月庵~着物でランチとワインと物語

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毎日着物で、ランチと色々なワインを楽しんでいます。イタリアワイン、サッカー、時代劇、武侠アクションが大好きです。佐藤健さんのファンで、恋はつづくよどこまでもの二次創作小説制作中。ペ・ヨンジュンさんの韓国ドラマ二次創作小説多々有り。お気軽にどうぞ。

先日手に入れた玉虫色に光る茶色の細い縦縞紬に、 レトロな昼夜帯を合わせたものです。


昼夜帯は表と裏どちらも締められる袋帯で、 昔の物が綺麗な状態で残っていたものです。


表は紺色に青海波の模様、 裏は老松色に 紺色の横縞に所々に 三角の木のような柄が並んでいます。


時代劇のように引き抜き結びもできますが、 今回は銀座結びに締めてみました。


思い切って帯揚げと帯締めは赤系に。


半襟は白に柔らかな細かい赤の 江戸小紋にしました。


玉虫色に光る紬は 縦縞の一本一本が細く、それぞれ工夫した違う柄になっています。 未使用のしつけ糸がついたままで大変綺麗な状態でした。


着られなかったのが不思議なくらい素敵で粋な紬です。 一見見ているだけだと大変地味な感じですが、 帯を締めた途端とても映える 着物です。


見た時と着たときと違うという着物の 不思議さ。これもまた大きな魅力の一つだと思います。