虎落笛が唸る 冬の雨昨日から降った雨は 止むことを知らず、どんどん強さを増して今日は一日中、雨模様でした。途切れることのない雨と風は、冬の冷たい雨で、雪ではないところが優しさを含んでいません。季節が先に進んだのかそれとも逆戻りしたのか、台風のような雨風です。野分といった昔の人々の気候には、こんな季節外れの新年1月はあったのでしょうか。ヒューヒューとなる風は日本の昔の表現では虎落笛(もがりぶえ)と言いますが、うとうととしながらその音を聞いていると、悪夢のような変な夢を見ます。明日もまだお昼前までは雨が残りそうです。雪がない冬も困ったものですね。