フェアウェイとラフへの除草剤散布 | bae's basket

フェアウェイとラフへの除草剤散布

ゴルフ場の春の仕事で重要なものが2つあります。1つはグリーンの更新作業で、もう1つは除草剤散布。


グリーンの更新作業、Bグリーンは穴あけをして昨日の午後に(有機肥料入り)目砂、ココマット(ヤシの実の繊維で作られたブラシ)での穴への砂の擦り込み、散水で終了しました!Aグリーンは現在使用グリーンなので2週間後から1ヶ月位使用を止めて更新作業を実施する予定になってます。


除草剤散布の方は、ティーエリアについては先行して既に終了し、現在フェアウェイとラフを行っています。グリーン周りについては業者に外注して自分達でやらないことになっています。

フェアウェイとラフの面積は広大で、除草剤を手撒きではとても出来ません。そこで使用するのが以下のタンク車。

一度に1000L調整して撒くことが出来ます。


使用した農薬(5タンク: 5000L分)

グリーンアージラン(細胞分裂阻害剤?)

イデトップフロアブル(セルロース合成阻害剤)

イカルガ35SC(殺菌剤)

他に展着剤としてまくピカ、撒いた場所が分かるようにカラーランド(青色の色粉を溶いた液)を混合して使用。


お客さんの居ない早朝と昼の最終組が出払った後に散布します。


コース内の平らな場所にある散水栓に消防用のホースが丁度タンク車の接続部と延びる場所に停めて繋げて注水します。


タンク車に上って薬剤投入口を開けて薬剤などを必要量投入(タンク中が半量くらい入ってから入れます。中ではプロペラ状の撹拌棒が回転しています)。

この他にカラーランドも添加。


タンク車のタンクすり切りまで水を加え終えたら、作業道走行時は邪魔なスプレー状薬剤が出る口を等間隔に付けた金属の筒を左右に広げます(幅6m位?)。


この状態でフェアウェイとラフの撒き漏れがないようにゆっくり走って(4WD(スーパーLow設定)、1速エンジン2000回転維持)、スプレーヤーのコックを切ったり繋げたりして撒いて行きます。

13番ホール(面積的に3000L使用)散布前


散布後。ちょっと青が濃いのは2回以上その部分を通過した場所です(どうしてもコースは真四角の状態ではないので変な重なり撒きの部分が出てしまいます。コースの端側やクロスバンカー周辺などは撒くために色々面倒くさいです。斜度がある場所などはタンク車が前進では行かないのでバックで下がって撒いたりします)。

1タンク薬剤調整も兼ねて30分位で撒きます。


散布後の17番ホール(3500L使用)


散布前の15番ホール(1500L使用)


12番ホール以外のインコース8ホールを4回の作業時間で撒きました全部で20タンク(20000L)使用。農薬の値段は知りませんが全ホールで100万を超えるコストがかかっていると思います。


普通のトラックでないことと走る場所も邪魔なものがあったりするので運転中は物凄く気を遣って疲れます。スプレー部を2ヶ所を邪魔なもの(灌木と斜度のある地面)に当てて折って現場で交換もしました。去年秋に1度同じ作業を練習で行って、今期から本格デビュー(笑)。この作業は1人で全て行います。


おまけ

場内に現在咲いている花

アセビ


ユキヤナギ


ボケ


ミツバツツジ

若干例年より早いような、、、


12番ホールティー脇にあるハクモクレン

これから見頃を迎えます。


そういえば、昼休みにキジ(雄)を見かけました(写真を撮ろうとしたら気付かれて逃げられました!)。


おわり