コガタスズメバチの巣
前回、職場でサザンカの生垣を刈り込んでいる時に発見しましたが、その後アカメガシワを刈り込んでいる時にも2個発見!
いずれも前回と同様で刈り込み鋏でバツバツ枝を切っていると茂みの中程からブーンという翅音。前回の経験があるからその音がしたらしばし刈り込みを止めて茂みの中を注視。するとあるじゃありませんか(笑)。
1個目
2個目
この日は午前と午後に両方とも同じ場所(8番ホールのティエリア前)のアカメガシワの刈り込みでしたが、午前に1個目、午後に2個目を発見しました。
これまでの3個のごく初期の巣の発見からコガタスズメバチの女王蜂が好んで巣作りする場所がなんとなく理解出来ました!陽当たりの良い場所にある木で、大概茂みの激しい部分の少し下にある程度の空間のある場所、のようです(下線まで付けちゃった(笑))。
木を揺らした後に女王蜂が巣から出て来て周りを警戒しながら巣をチェックしているところです。
1個目の巣
2個目の巣
当然、
殺虫剤で女王蜂を撃退→巣の回収→巣の観察
一連の行動を取ります(笑)。
巣板が1枚に部屋が21。幼虫5に卵が10。
まだ幼虫は小さい。
綺麗な卵。
2個目の巣。出入り口が少し欠けてしまいました。
巣板が1つに部屋31。幼虫12(うち2は蛹化直前)、卵15。
大きくなった幼虫はウニウニ動きます。
部屋から巣を壊しながら細い枝で幼虫を取り出して見ました!左から2匹目の幼虫の上に卵も1つ取り出して大きさを比較してみました。前回見つけたのは5/13、今回のは5/24で巣作りを始めた正確な日付は不明ですが3つの巣を作ったそれぞれの女王蜂はほぼ同じ時期(4月下旬〜5月上旬)から巣作りを始めたと考えられます。
幼虫の成長は極めて早く卵を産み付けられて数日で孵化し、2週間程度で蛹化する感じですね。気温は15〜30℃の条件下。ただ分からないのが幼虫のエサで女王蜂がおそらく巣の増設の合間を見て、狩に出て小さい昆虫を肉団子にして持って帰って与えていると思いますが、その場面にはまだ出くわしたことがないのと、巣を(木を通して)揺らすといつもとっくりの先から出て来るので不在の時がないんです。
面白いのは巣のマーブル模様が巣によって違っていること。女王蜂の個性なんでしょうか?
女王蜂の大きさも
前回の巣の女王蜂>今回の1個目>今回の2個目
と個体差がありました。
巣板の中央部の部屋から作って、卵を産んで、螺旋状に部屋を増設と部屋の縦方向(広さ)の拡張を繰り返して最初の働き蜂が羽化するまではエサ取りを含めて全て1個体のみでやっているんだと思います。
興奮(攻撃)性は巣への振動が引き金になるので、生垣や茂みになるような木を庭に植えていらっしゃる方で、大きめの蜂を見た人は、今の時期に木を揺すって見て、翅の音がしたら一度退散し、数分後に順次茂みをそっと掻き分けて中の空間を確認し巣の発見を心掛けてもらうと駆除し易くなります(興奮している蜂は腹部を小刻みに動かしています。ひょっとしたら警戒フェロモンを放出している可能性があります。働き蜂が居た場合、この興奮行動もしくは警戒フェロモンを感知して攻撃がます可能性がありますね)。徳利状の巣の場合は女王蜂1個体しか居ないようなので駆除も楽です。
働き蜂が羽化して来ると、徳利の口の部分が働き蜂によって破壊されて球形〜楕円球形の巣になるようでそうなると一度に沢山の蜂に対応しなければいけなくなります。







