原点- 10/27収穫
今回の場所は、きのこ採りをやり始めてから初めて行った遠征の場所でもあり、通い始めて数十年です。
以下、長くなりますが私のきのこ採り創世記の話です。
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そもそもきのこ採りのきっかけは大学の時に研究室の指導教官がある日突然タマゴダケをくれた事でした。そのタマゴダケは別の教授(既に鬼籍に入っています)に美味しいからとプレゼントしたところ、“こんな毒みたいなものは喰えるか!”と突き返され、行き場が無くなった為に私に回って来ました。何の疑いもなく(その当時天然きのこの知識は全くなく、子供の頃に父親と一度、マツタケとアミタケを採って食べたことしかない)、指導教官の言葉を鵜呑みにして持って帰って食べました(どうやって食べたか記憶が定かではありませんが、未だに1年に一度は食べてます。大体、グラタンにしてます)。その時に大学校内に出るということを聞いて、その年と次の年は大学校内を暇さえあればうろついて、色んなきのこを採って食べてました。(カラチチタケ、ブドウニガイグチ(ヤマドリタケモドキと間違えて食べた)、キシメジ科の名前の分からない苦いきのこなど毒きのこも何回か食べてました。きのこ図鑑何冊かを使ってほぼ独学できのこ採りをしていて、きのこの会などにも属さずドンドン食べられるきのこを採っていました。
アラゲキクラゲ、キクラゲ、ハルシメジ、トガリアミガサタケ、アミガサタケ、ナラタケモドキ、ムラサキヤマドリ、ヤマドリタケモドキ、チチタケ、カラカサダケ、オオイチョウダケ、ヤナギマツタケ、カワリハツ、ササクレヒトヨタケ、シロキクラゲ、ハナビラニカワタケ、ウラベニホテイシメジ、タマゴダケ、キタマゴダケ、アミタケ、クギタケ、ヌメリイグチ、ウラベニホテイシメジ、カワムラフウセンタケ、ナラタケ、ハタケシメジ、コムラサキシメジ、ムラサキシメジ、ハイイロシメジ、アカモミタケ、ヒラタケ、エノキダケ
きのこ採りをはじめて最初の2年で上記約30種類は分かるようになり食べてました。今ではこのうち毎年食べるのは10種位です。
それで、もう少し上記のきのことは違うものが生える他の場所で採りたくなり訪れたのが今回の場所です。その当時、隣の研究室の後輩がヨモギに付く虫の研究をしていて、野外でその虫を捕って来て研究をしていました。その虫取りの手伝いをしていました。ヨモギの生える場所は人の動きと関係が深く、意外に標高が高い場所でも林道沿いなどで見られます。実はこの虫、標高によって2種類に分けられる特徴があって、それを研究する為に標高差のある道沿いで採集していました。その時に標高1000m位まで道がある峠を中心に採集地を選んで通ってました。その何回目かの採集で、そういえば林の感じが大学校内とは違うなぁ、ちょっときのこを見てみようと思い、入ったのが初めでした。その時は図鑑でしか見たことがなかったクリタケを発見し、ものすごく嬉しかった記憶があります。その後この場所に年間を通じて通うようになりどんどん奥へ入るようになりました。
この森では、以下のきのこを採って食べました。
ウスヒラタケ、ヌメリツバタケモドキ、マスタケ、ツエタケ、フチドリツエタケ、カバイロツルタケ、ブナハリタケ、アケボノサクラシメジ、クリフウセン、ウラベニホテイシメジ、コウタケ、ヌメリスギタケ、ヤマブシタケ、ブナシメジ、クリタケモドキ、クリタケ、チャナメツムタケ、シロナメツムタケ、キナメツムタケ、シイタケ、カヤタケ、ハナイグチ、キノボリイグチ、カノシタ、ムラサキシメジ、ムキタケ、キヌメリガサ
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入って20分ほど歩いた尾根の1つの山頂からは富士山が良い感じで見えます。
もう5合目?より上は雪を被ってますね〜。
尾根筋のブナの巨木は大分枯れて、10年位前にはナラタケがかなり出たんですが、樹自体が朽ち果ててほぼ土のような状態になっていました。通い始め当時は全体が笹に覆われていたので歩きにくく大変でしたが一斉に花が咲いて枯れて、その後は乾燥が年々進みました。鹿も増えたためか、食べられて新たな笹はほぼ見られなくなり、歩きやすくはなりましたが、きのこは若干少なくなった気がします。
かろうじてナラタケを少し見つけました。
クリタケもよく出たんですが、今回はほとんど見つけられません。
ムキタケも出る樹がそれなりにあるのに、1つの谷筋のみの発生でいつもよりかなり少なかったです。
急激に冷え込んだようで虫入りが少なかったです。晩生タイプのものがほとんどでした。
奥の方で見つけたいかにもクリタケという感じの株。雨が降ってないのか乾燥気味です。
あまりにもきのこが採れなかったので、もうきのこシーズンが終わったのかと思いました。シーズン終盤に出ていつもは採らないムラサキシメジが生えることを思い出して、生える場所を注意して見ると、、、
きれいなのが見つかりました!でもこれまた発生量が異常に少ない!4ヶ所のシロで探しに探して7本!採れた時は100本以上採れ、ずんぐりした幼菌がたくさん採れた時にピクルスを作った事を思い出しました。
シイタケもこの木だけ(3本)に見ました。
きのこ採り終盤に出るチャナメツムタケもこの2本だけ、、、
歩いていると、トリカブトの群生地がありました。
大体花が終わって、実を付けていましたが、花も少しだけ咲いてました。家で種から育てて、数株ありますが、なかなか育てるのは難しく、株の大きさが全く違います。家のは貧相で花数も少ないです。
結局、奥まで行ってもほとんどきのこのない状況は変わらず、早々に引き返し下山。
途中、4組のハイカー(何人かはビニール袋を手に下げてきのこも採っているようでしたが、遠目に見て袋に一杯という感じではなかった)とすれ違いました。
入口付近にあるツルニンジンは未だ健在で、実を付けてました。10年ぶり位の再会でチョットうれしかった。
車が10台あり、意外に人が来てるんだと驚き、この場所をあとにして、帰りに別の場所に突入。
そこでアカモミタケと予期せぬナラタケを採って帰りました。
入って10分で発見!アカモミタケもコンスタントに採れて、30分くらいで前半と量的には同じだけ採れ、始めの場所が今日は今一つだったということでした。まあこんなもんですね。
本日の成果
ムキタケ 1kg
ナラタケ 600g
アカモミタケ 1kg
シイタケ 3本
ムラサキシメジ 7本
チャナメツムタケ 2本
クリタケ 少々
ブナハリタケ 少々
これからはきのこは少なくなる感じの採れ方でした。きのこ熱はまだ出ているのでそれでも行きますが、、、(笑)












