あのねぇ衝撃よ

マジで

まぁ初めに言わしてもらうけど泣きました

普通に泣きました

周りは嗚咽してました

さすが大阪アッパレって話は置いといてですね

あの〜ビックリしましたね

正直ね

ホンマは感動ポルノ批判しに見に行ったの

正直ね

ボロクソ言わしてもらおうと思ってたの

なんかねビックリしちゃった

ビックリ以外になくて

見城徹って天才なんですね

ただ人付き合い上手いだけのクソジジイやと思っててんけど見城徹って凄いんやな

俺ねビックリしたの

この映画って見城徹がわけわからん監督と脚本家引っ張ってきて作らしたもんやの

見城徹の映画なんですよコレね

監督と脚本家調べてもらったらよく分かると思うけども

まぁね衝撃的なんが話の構成でね

こっから鬼ネタバレしていくからね

マジのネタバレね

まぁ横田慎太郎の人生にネタバレもクソもないんですけどね

衝撃なんが話の構成で

もうねビックリしちゃって

普通よ

普通は奇跡のバックホームをラストに持ってきますわな

それを主体において

栄光の架橋と阪神優勝を重ねて終わるわな

普通ね

コレなんですよ

コレでいいんですよ

コレで泣かしてちゃんちゃんでいいわけ

それ以外にないねん

けどね、けどよ

見城徹は横田慎太郎を描こうとしたんですよ

奇跡のバックホームじゃなく、栄光の架橋で出てくる岩崎じゃなく横田慎太郎を描こうとしたわけですよ

正面から

本当に正面からね

そこに感動しちゃって

だからね、話の構成なんてなくて

ただ時系列順に進んでいくんですよ

それにビックリしてね

感動ポルノじゃないねんな

だからね前半はマジクソなんですよ

再現VTR見せられてるだけなんですよね前半

マジクソで

寝そうなって

なんや所詮こんな映画か思って時計チラチラ見ててんけどね

奇跡のバックホームを1時間で終わらしてん

そこからの横田慎太郎の奮闘記をメインにおいてんのこの映画

びっくりして

そっからのシーンがねもうね凄くて

命の選択がメインやねん

ビックリすんで

キンタマ縮み上がるほどのリアリティ見せてきよんねんこの映画

前半のクソみたいな再現Vが嘘みたいでね

後半からの鈴木京香メインのシーンがまぁエグくて

エグいよ

アレはもうエグい

リアル過ぎてエグい

引く引く

ホンマなんやもん

実際に横田は28で死んでるんやもん

普通の伝記映画ならここまでのリアリティ描けないですよ

直近も直近の出来事やから画面にリアルが残ってるだけでね

あと数年で消えてしまうリアルをフィルムに閉じ込めてるわけですよ

恐れ入りましたね

見城徹映画1発目にコレ持ってくるとは恐れ入りました

ビックリすんもん

PRに金かけてないねんコレ実は

YouTubeにヤラセ感想動画ないでしょ?

誰も語ってない

舞台挨拶の再生数もクソみたいに少ないしね

見城徹はそこに金かけるんやめたんですよ

この映画に絶対の自信持ってるから口コミだけで広がるんに賭けたんですよ

漢ですね

横田慎太郎に全てを賭けよったんですよね見城徹

そこもまた感動さすんですよね

まぁいいよ

ホスピスでの上地とのシーンで号泣しました

アレはセコい

俺が今トーマス・マンの魔の山読んでる最中やから余計かな

見城徹なんか元々文学青年でしょ

セリフもやたらと詩人でね

鼻についたっちゃついたけども別にねアレこそリアルやんか

ホンマの病状での親子の会話なんかアレがリアルやないですか

変に気取って感情消すんとちゃうやんかリアルは

いやぁねぇ

ビックリしたよ

怖過ぎたもん

肝冷えるよ

コイツの分まで生きようと思わしてくれる映画でしたよ

でもねそんな後半でもねクソみたいなどうしようもないシーン挟んできよんの

クソみたいなシーンと極上のリアルをミルフィーユでお届けしてきよんのこの映画

情緒おかしなる

隣のジジイ頭おかしなってて川藤の弔辞でわろてたもん

まぁ気持ちわからんでもないけどな

あのねぇ柄本明の川藤が面白すぎるんですよ

ちょっと面白すぎるでアレは

笑い過ぎてしんどなったもん

アレはおもろ過ぎ

だって柄本明なこの映画のこと舐めてんのか知らんけど姿形ぜんぜん川藤に寄せてないの

生まれたままの柄本明やねん

生まれたままの柄本明で川藤のモノマネしよんねん

そんなんせこない?

おもろすぎるって

せやのに柄本明の演技がうますぎてだんだん川藤に見えてくんの

それがおかしくてさぁ

もうそれがおかしくておかしくて笑っちゃってね

でも川藤のシーン少ないねん

もっともっと柄本明の川藤見せてよ

いやぁしかしねぇびっくりさす映画でしたね

あっそうそう

あのねぇ北條と記者出てくるシーンは全部ゴミカスです

アイツら出てきた瞬間画面からリアルが消えんねん

一気にクソなるねんなアイツら出てきたら

北條も一緒に死ねやって思わんかったもん

そんなこと絶対に思わへんもん俺

思ったん隣のおっさんだけや

最後の方で北條が泣きながら素振りするゴミみたいなシーンあんなやけどそこで隣のおっさんが「お前も一緒にしね」言うてた気するもん

あのおっさんなんなん?

腹立ってきた

隣のおっさんなんやアレ

キショク悪い

なんぼ俺でも川藤の弔辞は別に笑われへんかったよ

アレで笑うってなんなん?

未来の俺なん?

隣のおっさんは未来の俺ってこと?

全部のエンタメに飽きた未来の俺があのおっさんってこと?

横田慎太郎はそれを俺に教えたかったってこと?

なにを言うとるんや!!

なにを言うとるんや俺は!!

まぁなかなかの映画でしたよ

コレに☆4つ付けんのちょっと恥ずかしいけど別にええわ

うっそー恥ずかしいから3.5にします〜

ではでは〜❤️