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badrのブログ

書きたいと思ったことを書きたいと思ったときに書きたいと思ったように、書くブログです。

なぜ、前世の恋愛物が流行るか、考えたことって、ある?

前世、その遠い、記憶にあるようなないような、もやもやした。

とおい昔。

その遠い昔に、誰かを、愛していた。

そんな恋愛物語が、多いこと。

それは、本当だから。ただの、空想の物語じゃなくて、本当なの。

神様がいつか人間が体を授かる前、人間たちに、私は君たちの神でないか?と、問いかけた。

そうしたら、人間たちは、はい!と答えたわけ。それは、ただの質問ではなっくて、誓いだったの。

忘れない。貴方を忘れない。と誓ったの。人間は。

存在を与えてくださった貴方を。

そして、アダムが生まれた。体と魂。その二つの間に立つ、不思議な生き物。人間。

天界の物は初めてそれを見た。神様は、アダムに跪くように、天使たちに命じた。

天使たちは、みんな従った。でも、一人、逆らった物がいた。今は悪魔と呼ばれる、かつては大天使だったイブリース。

貴方はそいつを土から作り、私を火から作った。なら私が上だろう?と神に訴えた。

それが、自我というものの根源だった。それまでは、天使たちはそういうものを持たなかった。

ただ、光の一部として、光の中で泳いでいたの。”私”と”貴方”という分裂がなかった。

そこに、イブリースが来て。分裂が起きてしまった。それが、不幸の元。自分を全てから切り離して見てしまった。

なんて孤独な、なんて不幸な道を選んでしまったのか。なんて不毛な、無意味な。でもそれも、必然だった。

神様はイブリースを天界から追放した。それがイブリースの望みだったからだ。自分から自分を切り離してしまったのだ。自分に単独の存在があるかのようにイブリースは自分の存在を訴えてしまったから。

でも、イブリースは出て行く前に、永遠の命をもらって行った。そして神様に、アダムの子孫みんな道ずれにしてやる。と言い残していった。

つまり、忘れさせてやる。ということだ。

イブリースは、”自分”という幻想に人間みんな連れ込もうという、魂胆だったの。

そうすれば、みんなその幻想に文字通り夢中になって、忘れてしまうから。かつての誓いを。

それが、”切なさ”という感情。

覚えているようで、思い出せない、恋人。かつて愛したひと。

時が経つにつれて、みんな忘れていった。そしてそれは、伝説として語られるようになった。(つづく)