バドミントン・ネットワーク -5ページ目

卓球の世界選手権に感動

卓球の世界選手権をテレビ観戦。


平野選手、福原選手らの熱い闘いは見る者に感動を与えてくれます。


特に昨日放映された団体戦は、フォア・ザ・チームのスピリッツが感動を倍増させてくれます。卓球と全く縁のない70歳の母までもがテレビに熱中しています。


で、卓球のテレビ中継をみていつも思うのはバドミントンも負けていられないよなー、ってこと。


バドミントンも競技そのもののポテンシャルやTOP選手の世界での位置づけは卓球に決して劣るものではありません。


・スター選手をつくる

・世界で戦える選手をつくる

・メディアが持ち上げる

の3つが揃ってはじめてメジャー化への扉が開かれます。


そしてメジャー化に欠かせないもうひとつのポイントは

「観戦するだけのファン」が多数存在すること。


そうすると「大会形式」や「試合形式」も大事ですね。


想像してみましょう。例えば、、、

1.大相撲のような番付形式のバドミントン

2.ボクシングのような「チャンピオンベルト」にフォーカスするバドミントン

3.テニスのような4点1ゲーム×6ゲーム選手×5セットで試合時間が3時間を超えたりするバドミントン


これまで、ラリーポイント制の導入や7点5セットマッチの実験など、国際的にメジャー化に向けた様々な取組がなされてきたバドミントンですが、さらに大胆な発想で上記のようないろんなことを考えてみても面白いのではないでしょうか。



今、あるバドミントンイベント(お楽しみ会のようなもの)に向かう電車の中でこのブログを書いています。


私がそのイベントの企画運営を担当しています。


参加者は約40人。コートは6面。時間は3時間。半年に一度のこのイベントでいろいろな大会形式を実験しています。


うまくいったものを順次このブログで紹介していきたいと思います。




話は変わって日本代表の話。


ナショナルBに高校1年の桃田選手と奥原選手が追加されました。


ジュニアナショナルを飛び越えての選出は日本協会の「特別な期待」の現れですね。

2選手の活躍を期待します!


ナショナルB

男子

園 田 啓 悟 トナミ運輸
上 田 拓 馬 早稲田大学4年

嘉 村 健 士 早稲田大学3年

丸 尾 亮太郎 早稲田大学1年
武 下 利 一 敬和学園大学3年
佐 藤 黎 日本体育大学2年
和 田 周 日本体育大学2年
木 戸 道 治 日本体育大学2年
渡 邊 達 哉 日本体育大学1年
星 野 翔 平 日本体育大学1年
小 林 晃 日本体育大学1年
大 滝 直 人  日本大学1年
*桃 田 賢 斗 福島県立富岡高等学校1年

女子

樽 野 恵  東日本電信電話
三 谷 美菜津 東日本電信電話
栗 原 文 音 日本ユニシス
野尻野 匡 世 日本ユニシス

打 田 しづか 日本ユニシス
三 木 佑里子 三洋電機
米 元 小 春 三洋電機
福 万 尚 子 三洋電機
玉 木 絵里子 早稲田大学2年
藤 井 珠 生 日本体育大学1年
髙 橋 沙也加 富山県立高岡西高等学校3年
古 西 佳那子 富山県立高岡西高等学校3年

峰   歩 美 愛知県岡崎城西高等学校3年
與 猶 くるみ 愛知県岡崎城西高等学校3年
*奥 原 希 望 埼玉県立大宮東高等学校1年


日本バドミントン協会

~世代

野球でよくつかわれる「~世代」という言葉。

「松坂世代」が有名ですね。


バドミントンでは昨日終わったランキングサーキット大会の男子で田児賢一選手と同学年の武下選手、園田選手、嘉村選手の活躍があったことから「田児世代」という言葉がクローズアップされてくるかもしれません。


いずれこのブログで「~世代」について特集してみたいと思います。



そんなことを考えながらネットで全国大会の過去の記録を調べてみると、やはり興味深いのは2000年に第一回大会が開催された、小学校2年生の部がある全国大会「全国小学生ABC大会」。この大会が競技開始年齢の低年齢化を促進し、「~世代」毎の戦いの歴史を長く深みのあるものにしています。


全国小学生ABC大会・過去の記録


ちなみに2000年の小学2年生は今年高校3年生になっています。


私ごとですが、私の息子も2002年の同大会で全国ベスト16入りしています。

(彼は小学校の後半はバドミントンを中断して野球をやっていたことなどもあり、それ以後、全国大会ははるか遠い存在になっています。)


一方、その時のチャンピオンの井上拓斗選手(現・埼玉栄高校1年)ほか上位入賞者の多くが継続的にTOPレベルにいるのは感心します。小学校2年生の時の井上選手の技術の高さには私も大変驚かされた記憶があります。予選リーグを見ただけで「あ、この子が優勝候補だな」と思ったものです。


昨年、中学男子として歴史的快挙とされる全日本総合出場を果たし、話題となった桃田賢斗選手もこの世代です。


小学校2年生の段階での全国制覇を目指して周囲のサポートが本格化し始めたのはこの世代あたりかもしれません。このことは昨年の桃田選手、奥原選手の二人が中学生ながら全日本総合出場を果たしたことと無縁ではないと見ています。


また、コーチするものにとって7歳前後の選手育成は大変にやりがいがあるのです。


低年齢→まだ自分で考える力は弱い→吸収力はとても高い→選手の力量にコーチの力量が比較的ストレートに現れる


からなのです。


田児賢一選手は日本のバドミントンの歴史を塗り替えてくれそうな期待感があります。


しかし、実はその下、小2から全国で競い合った今の高校生以下の世代あたりからさらに我々を驚かせるスーパースターがどんどん出てくるのではないかと期待しています。






2010年日本ランキングサーキット大会

2010年日本ランキングサーキット大会

さいたま市で開催中。

本日(26日)が決勝です。


先日おこなわれたトマス杯、ユーバー杯の日本代表選手が次々と準決勝までで敗退しています。


男子シングルス、男子ダブルス、女子シングルスの決勝はなかなか新鮮なカードとなりました。


国内でも「絶対王者」であり続けることは大変困難なのですね。


まさに群雄割拠。


例えば男子シングルスのランキングを見ると、150位くらいの選手からこの決勝の舞台に立つ選手が来年や再来年あたりに誕生しても不思議はない感じです。


日本のTOP選手の動向に注目です。


2010年日本ランキングサーキット大会結果


日本ランキング





動画取材にご協力お願いします

この春、Badnet編集部で取材、撮影した

・全国高校選抜

・関東大学春季リーグ戦

の動画をバドミントン動画 に多数掲載しました。


学生ならではの熱のあるプレーは大変見ごたえがあります。

是非ご覧ください。



ところで最近この動画取材で悩ましい問題がおこっています。


それは主催者からの注意で

「動画を撮影しインターネットに公開する際は必ず選手または関係者の許可を得てください」

というもの。


いわゆる肖像権の問題ですね。


3月に取材した動画をやっとアップできるようになった背景にはこの問題があったのです。


誰が勝ち上がるかわからないトーナメント戦で、試合前に選手や関係者に個別に依頼して許可を得ることは対象となる学校数が多すぎて不可能です。試合後については選手や関係者はそれどころでないことが多く、これまたほぼ不可能。


したがって大会終了後、日を改めて許可をいただく作業をします。ところがそうすると関係者に連絡をつなぐことすら難儀するケースが一定割合出ます。ある選手の関係者に許可を得てもその対戦相手の関係者に連絡がつながらず、ということが頻発します。そして動画の速報性が失われることになります。


で、大会関係者の皆様にお願いです。

「大会が認めた媒体の動画取材を大会要項に記載して全選手の了解を事前に取る。」

ことをご検討いただきたいのです。


特に全国レベルの大会の主催者の方はバドミントン界の発展やメジャー化という大局的見地に立って「健全な報道」に積極的にご協力いただきく思います。


率直に思うことがあります。そもそもここで取り上げられる全国レベルの選手で、体育館という一般の人が出入り可能な公の場でバドミントンという健全なスポーツに一生懸命に打ち込む自分の試合の動画がネットで公開されることに抵抗のある選手っているんでしょうか。



冒頭にも書きましたがBadnetの人気No1は動画です。一流選手のプレイを動画で見たいというニーズは非常に高いのです。そしてバドミントン動画を見る人のほとんどは「プレイヤー」です(これがサッカーや野球や相撲との違いです)。バドミントンファンが動画を見たいニーズに応えていくことは、向上心があるプレイヤーにニーズに応えていくこととイコールなのです。つまり一流選手の動画が無料でたくさん見ることができるようにすることはバドミントン界の発展に間違いなく寄与することなのです。



以前Badnetに動画を掲載した選手のお母様から次のような内容のお葉書をいただきました。


「**の母です。貴社のサイトに掲載された動画で上京した我が子の様子を初めて見ることができ、大変うれしく有り難く思っています。ある時期を過ぎると見れなくなってしまうのでしょうか。この動画を宝物としたく、どうにか継続掲載願えませんでしょうか。他の選手の保護者の方も同じ思いの方がいらっしゃると思います。貴社の取材で感動し、ペンを取った次第です。」


いかがでしょう。


逆に「自分の試合の動画がネットに載るのはイヤ」という選手の方、ぜひコメントをお待ちしています。参考にさせていただきます。









「楽しませる」バドミントン

最近「周囲を楽しませるバドミントン」について考えています。

つまり自分が楽しむだけでなく
・パートナーや対戦相手にも楽しんでもらうこと
・コートサイドで自分たちのゲームを見ている人がいたらその人たちにも楽しんでもらうこと
を心掛けるバドミントンです。

自分が何かを楽しむことは「利己」
人を楽しませることは「利他」

と考えたとき、いままで自分はなんて独善的なバドミントンをしてきたのかと反省する次第なのです。


さてパートナーを、対戦相手を、そしてギャラリーを楽しませ、さらに自分も楽しいバドミントンとはどういうバドミントンなのか。

それはこうだと考えます。
1.長いラリー
2.接戦
3.豊かな感情表現

これを自分がリードして実現するには決して手抜きでも八百長でも演出でもなく、自分自身に高い技術が必要なのです。

スポーツなのかエンターテイメントなのか、っていう話になってしまいますが、エンターテイナーでも高い技術が「価値」です。

したがってエンターテイメント型のバドミントンを志向したとしても自分自身は技術を磨き、良好なコンディションが必要ですから、努力が必要なことには変わりがありません。


楽しむ、楽しませる、強さを追求する、、、

バドミントンの取り組み姿勢は個々の自由でよいと思うし、いろいろあってよいと思います。

ただ、私は次のことを自分に問いかけながら戒めながらバドミントンライフを続けていこうと考えています。

1.自分と近いレベルでラリーをさせてくれる仲間の存在に感謝の気持ちを忘れていないか。
2.成功確率が低いと思われる冒険的なショットを打ってばかりいてラリーを断ち切って実は周囲の楽しみを奪っていないか。
3.力量差のある相手に絶対取れないようなエグいスマッシュを打ち込んで自己満足していないか。


さてyoutubeで見つけたスーパーロングラリーの動画をご紹介します。
タイトルは「クレイジーバドミントン」再生回数はすでに300万超。
見ていて楽しいバドミントンの究極の姿ですね。
ご覧になったことがある方も多いのでは。



わずか1分間の中にバドミントンの素晴らしさが凝縮されています。