雨音ねた:はるにききたいおんがく参加中
February 23, 2012 // Howlin for Hubert // NYC Rehearsals
1964年11月、ストーンズは「リトル・レッド・ルースター」を出した。
ウィリー・ディクソンの粋なブルースに
スライド・ギターなんかを付け足して、
当時としては大胆な試みだった。
レコード会社もマネジャーも、誰も首を縦に振らなかった。しかし、
俺たちは波に乗っていると感じていたから、ごり押しできた。
一般受けなんてどうだっていい。
当時は傲慢だったし、自分の色を出したかった。
“I am the Little Red Rooster” ♫ (オレは小さな赤いオンドリ)
“Too lazy to crow for day” ♫ (昼間は鳴けない怠け者) と。
トップ10に入るかどうか試してみようぜ、この野郎ってな。
鶏(チキン)の歌だぜ。
ミックと俺はひるむことなく言った。
さぁ、これが俺たちの歌だ。
そしたら水門が突破した。
マディとハウリン・ウルフとバディ・ガイに
とつぜんギグのチャンスが回ってきて、活動を開始した。
あれが突破口になったんだ。
レコードは全英ヒットチャートの一位に昇りつめた。
まちがいないぜ。俺たちの活動のおかげで
モータウンのベリー・ゴーティは自分たちの外まで世界を拡げられ、
それでシカゴ・ブルースも活力を獲り戻したんだ。
キース・リチャーズ 自伝『Life』 (日本版)180頁より抜粋。
自分の英雄やアイドルに対面したとき、
いちばん意外だったのは、彼らのほとんどがすごく謙虚で、
よく励ましてくれたことだ。
「そのリック、もういちど弾いてみろ」と云われて、
マディ・ウォータズがそこにいるのを実感する。
もちろん、その後、懇意になった。
何年にもわたって、よくマディの家に泊めてもらった。
最初の頃の旅で、ある晩、ハウリン・ウルフの家に泊めてもらった。
そこにはマディもいた。
シカゴのサウスサイドで、あの二人の名人といっしょにいたんだ。
Keith Richards 自伝『Life』(日本版)177頁より抜粋。
とまぁ、そういう内容を読んだ記憶がスグにうかんだので
How's everyone's Friday?
Hope we can make it even better
with this clip of Keith rehearsing "Little Red Rooster"
t.co/29ZWmpaa
そのようなご質問に対して
Probably the player ever stayed at the home of Howlin' Wolf spent the Muddy Waters night
and must have been his same feeling as those days released in November, 1964.
そのように切り替えしただけのことなんですが‥
今朝方の、
「つぎのビデオ・クリップをチェックして感想を聞かせてくれ」
というツイッターへのその投稿が眼にとまった当初は、
?。海賊版ぽくネットに流出してる内容を見ろってことか? (☜ありえない。)
とか勘違いしてしまったが、
スグに一拍おいた投稿があって
OK, it seems the video of Keith in rehearsal is playing on the home page, but not on the direct page itself. So,...
t.co/j0oxhx6w
The gems keep coming from last week's Hubert Sumlin benefit concert.
Today, we've got Keith and James Cotton rehearsing
Sumlin's "Little Red Rooster",
the day before the show.
Check it out and let us know what you think!
from See Keith In Rehearsal 3 02 2012
ひとむかし前なら信じられないような先の映像を
なんども繰り返し観て聴いて、ひとりニヤニヤしてるうち、
夜が明けちまったぜ。