いつか見た夢  | “Mind Resolve” ~ この国の人間の心が どこまでも晴れわたる空のように澄みきる日は もう訪れないのだろうか‥
    
    
ヘンな夢。イヤな夢を見て、夜中の一時頃に目が覚めた。
夢の内容は
佐渡の繁華街なのか? 別な、どっかの街中…下町近辺なのか? 
駅かどこかへ早足で向かう朝の通勤ラッシュの風景もあったので、
田舎ではない。
俺は明け方近くから、その街の、明日にも潰れるというほどの、
とある八百屋の旦那さんと一緒に
商売の建て直しを考えている。
何かアドバイスというより、自分自身の生活のためにも…
店内はそのままでも、客引き、客寄せの雰囲気づくりに
照明の工夫や店先の改装、リニューアルの幾つかを話していた。
その八百屋の奥さんも、店内の片づけなどをしている気配の中、
電灯の交換の際に、「ブラックライトを用意したい」ということで
明日、自分達が喰うにも困っているような生活の中で
八百屋の旦那は、欲張りなワルイ癖をクチにして、
それを想い直してもいた。
きっと、そういうことで失敗し、家族にも迷惑かけてきたんだろうな。
いろいろと。こんな時代なので。
どうやら、俺の家でつくる野菜を誰かの紹介で
その流行らない店…かつては繁盛していたらしき八百屋に
卸していたのかも知れない。タマネギとか、ジャガイモとか。
そのシーンの前は、どこかキレイな近代的建物の中の
アイヴォリーなフロアーにいた。
そのあとの八百屋のシーンのあとは
お互いの家族(俺の妻の姿はなかった)
どこかへ食事に行くつもりだったのか、
車両通行の多い街中の交差点を歩いていた。普段着。
右から突進してきた外国人の運転する2tトラックの荷台に、なぜか・・・・
---- 省略 ---- (具体的に書きたくない) 
俺は、そのニヤケたツラの外国人に
「Fuck You゛!」
おもいきり怒鳴りつけてから、息子を助けに行った。
幸い、命に別状はなかったけど
そこで目が覚めた。

    
なんだ? 
交通事故に気をつけろということか? 
    
    
    
    
これとは別な鮮明な夢で
何日か前に、以前に勤めていた会社(群馬県高崎市)の
勤め始めの頃の風景の中、
ラジカセを片手に、しばらく家出をしていたような気分の俺が
そこへ戻っていたシーンが、いきなり夢の中に在った。
俺はそこへ勝手にあがり込んで、独り、お茶を飲んでいた。
間もなく、ガラス戸の向こうから
社長と、当時 社長秘書だった野草に詳しい社員が一人、会社へ戻ってきた。
先生はいない。
そこでは互いになんの憎しみも、恨み辛みもなく
堂々としている社長の白っぽいスーツ姿の横で
俺が聴いていたラジカセから流れる歌を止めようとしたとき、
「もう過ぎたことをいちいちと…
とにかく今そんなこと云ってるヒマもないから
さっさと仕事しなさい」
ということで、社長は、女であっても、やはり社長だった。
かつては、俺の二人目の母親だった人だ。
そこで眼が醒めた。
    
なんだ? 
誰かまた、死ぬ時期でも近いのか? 
大人に。