大学生まで生きてきて思うことは、
この世でまともに生きれてる、あらゆる人間より、弱虫ということだ。
弱すぎる。体も心も弱すぎる。全てが億劫だ。
俺はこんな詰まらない人種だが並々ならぬ努力をしてきた。
そして、ようやく、その道では一流の大学で一流の学科に合格することができた。
弱虫だから、地位が欲しかった。誰からも認められる地位が…
しかし、合格しても何らかわりはしない。幸せなど訪れない。
授業が終わったら、すぐ家にかえり、つまらない課題、そしてまた学校。
こんなサイクルは抜け出したいのに、抜け出せずにいる。
誰かと恋をしたり、友と一緒に家で課題をしたり、熱く将来を語り合ったり、時には、はしゃいだり、
俺が理想とする大学生像に近づこうと努力するたびに、お前には無理だという現実を叩きつけられる。
その度に、生きる意味があるのか、なぜ、みんなは当たり前の大学生活ができて俺にはできないのかと…
こんな現実では課題なんてやる気もなくなる。
このまま進級してなんの幸せがあるのだろうか。このまま長生きして何の幸せがあるんだろうか…
一人で生きて行くんだったら、課題なんて、将来なんてどうでもいい。
こんな俺の痛みは俺にしかわからないし、俺しか理解出来ない。並の人間ならこんな思考する概念さえないからだ。だから俺の存在は単なる意味分からない陰気な奴と認識されるだけ。
俺は小学生の頃から、自分の存在を否定されて来た、過去の全てが今の全て、始まりが悪かっただけなのかもしれない。
一つの時期さえ幸せに送れる日々はなかった。
生きて行くたびに、明日を迎えるたびに馬鹿みたいに1人傷付いてて死にたくなって、だけど、もう一回頑張ってみようと、明日を迎えて、
また、傷付いて、死にたくなって、消えてしまいたくなって、次第にぽっかり大きな穴が心に空き、なにも出来なくなる生きる気力をなくす。こんな自分どうでもいいと思い出す。
どんよりと胸奥に沈み込んでいる闇の上に薄っぺらい希望が募った所で、闇は消し去りは出来ない、だから、生きるたびにこの闇に振り回され続ける。
幼い頃の強烈な精神的ダメージは
己の精神を無数に粉砕し、自分というものをわからなくさした
そうして自分のハンドルを掴みきれない自分に対して、大きな見えざる力は度々、闇の中に引きずり込もうとしてくる。
俺はいままでこの重たい見えざる力は神の 仕業ではないのかとさえ思っていた。しかしその実態は自分を無くした自分達だったんだと気付く。
過去に一人一人散らばってしまった自分達を取り戻す事で、本来の自分が息を吹き返す。
そうして生まれかわった自分は、過去の如何なる自分よりも強いことだろう。
おれは自分を取り戻せずに、本当に消えつつある。