夕方になっても気温が30度あると、まあまあ暑く、夏だなあと思います。

そんな気温の中、業者Dさんがいらっしゃいました。

前の現場がトラブって、予定より2時間遅れでございます。

この日を逃すと8月まで我が家の予定が組めない為、頑張ってきてもらいました。

 

こいつはモテそうだ

思わずそう思ってしまう程のイケメンお兄さんは、リビングの4連窓を見るなり、

うーん、とラーメン屋の大将のような腕組に。

無言のまましばし眺めた後、壁をコンコン叩き始めました。

 

やはり壁がネックなのか。

 

「どうでしょうか?」と猫を動物病院に連れていった飼い主が獣医さんに聞くように恐る恐る声をかけると、業者Dさんは「難しいですね」と一言。

 

難しい理由は

・窓枠をふかさないといけないが、専用の枠を取りつけるにあたり、壁の強度が足りない

・築浅なので、あまり壁に手を加えたくない

 

壁の強度が足りない←NEW!

 

まさかこんな事を言われるとは思いませんでした。

 

うちは建売並みなんですね、としょんぼりつぶやくと、

「建売の方がもっとしっかりした音(壁を叩く)がしますよ」

 

マジデスカ!

 

「これ、石膏ボードの下に下地入ってますか? 断熱材の上に石膏ボード直貼りじゃないですよね? すごいスッカスカの音がしますね」

 

まさかの建売未満!

 

いやまさか、そんなに駄目なのか。

おもむろにハウスメーカーのカタログをファイルボックスから発掘すると、

 

あ・・・

断熱材の上に石膏ボード直貼りの写真が!

 

 

家を建てる前は、これの駄目さ加減が解りませんでした。

今なら解る。

これは駄目だ。

2階の足音がめちゃめちゃ響くの当然です。こんなん太鼓現象が起きてるじゃないの。

それに2階は床に梁の凸凹をやたらと感じるのだけど、画像の梁がかなりはっきり判る状態だという事ですね。

 

これは確かに強度が足りないのかもしれない。

耐震強度は大丈夫なのだろうか。

壁の強度不足で内窓が付けれない家なら、ちょっとした地震で倒壊しそうな気がしてきました。

その時は画像をネットに上げますね!

 

はー

本当にプレハブなんだな。

高いお金出して、物置を建ててしまったのかしら。

 

それはイナバやヨドコーに失礼ね。

 

 

落ち込む私に業者Dさんは、こう提案してくれました。

「自分はサッシ屋なんで、これが自分の家なら角材で補強の工事をやっちゃうんですけど、万が一、窓が落ちた時とか対応できないんですよ。枠ごと落ちる可能性がありますから。ハウスメーカーさんが【できない】って言ったのは強度不足も理由かもしれないですね。

内窓を付けるのでしたら、ここを建てた大工さんに壁をふかして下地や補強を入れる工事をしてもらってください。

そうすれば、うちで引き違いの内窓を付けれます」

 

ありのままの事実をありがとうございます。

 

普通は石膏ボードの下に何か入るんですね。

壁の作り方なんて、だいたいどこも同じだと思ってました。

 

また例のリフォーム部門に連絡して、壁の補強工事を頼むしかないようですが、やってくれるかしら。

やってもらわないと困るのだけど。

 

業者DさんはYKKAPの帳合でいらしてたのですが、

YKKAPは新商品の「マドリモ」だと、内窓に防音ガラスが使えるそうです。

魅力的ですね。ただし補助金は対象外。

 

さて、ここでまた問題が。

業者Aさんは、特に壁の強度には触れず、このまま内窓の設置は可能という回答でした。

見積も頂きました。

しかし、残り3社は「難しい」「無理」という回答。

逆に不安になってきました。

 

本当にこの窓に内窓は付けられる?