ホームセンターのリフォーム部門からいらした業者Cさん
訪問時刻は物凄くざっくりで、〇時~〇時の間のどこかで伺います、とまるで宅配の時間指定のよう。
予定が組めませんがな!
いつ来るか?とウロウロしながら待つ事20分。
ハウスメーカーの現場監督バンビちゃんから調子の良さを抜いたような可愛い系の青年(既婚者)でした。
こちらの帳合はリクシルです。
聞く事は毎回同じ。
この窓、内窓つけれますか?
「うーん」と悩み始めた業者Cさん。
そのままフリーズしそうだったので、さりげなく誘導する私。
内窓用の枠とか、実は壁に石膏ボードの貼り増しをするかもしれない、
この窓はもう開かなくてもいい、等を話すとようやく話に乗ってきました。
業者Cさん的には、ただの内窓工事だけでは無理で、内装工事も必要な事から、請け負うのが少し難しいとの事。
ただ、事前に私達の方で、壁をふかす工事(石膏ボード貼り増し)をしておいてくれたら、内窓用の枠の設置が容易になるので対応は可能。
提案はFIXではなく2枚引き違いでした。
業者Cさんが唸った理由は
「せっかくの新築なのに、デザインを台無しにする内窓は勿体ないですよ」
あなたもそう言いますか。
デザイン性の無いクソダサい家ですから、いまさらですの。
それよりも音対策の方が重要ですの。
事情を説明すると、途端に目がキラーンと輝く業者Cさん。
「外構で対応するのはどうでしょう?」
リクシルの防音目隠しフェンスの説明が始まりました。
もともと本業がエクステリアという事で、こちらの方が得意分野のようです。
防音目隠しフェンスについては、ハウスメーカーの外構担当者がちらっと口にしたのですが、防音効果についてはモゴモゴしてました。
はっきり効果がある、とは言い辛かったようです。
効果についてそれでは、デミリットもあった為、採用するには至りませんでした。
しかし、業者Cさんは違いました。
「効果はあります。とてもお勧めです。お話から緊急性も感じました。これはコンビニの駐車場などに使う本格的防音パネルですので、車のエンジン音にも対応できます」
そうなのね。
でもお高いんでしょう?
それに
親が建てた境界線用のブロック
その後ろに枕木フェンス
その後ろに防音パネルを立てるとなると、もう、敷地がみっちみち。
なによりせっかくの枕木フェンスのデザインが意味を失います。
しかし。
もういいかな。
最後はガチな防音目隠しフェンスを立ててもいいかな。
我が家は外壁もすっかすかだしな。
雨の中、フェンスの採寸に出ようとするのを押しとどめ、とりあえず引き違い窓の見積をお願いすると、愛想よく採寸をしてくれました。
私の部屋の雑に貼られた壁紙を見て「これは酷いですね」と言った後、
(↓これね)
壁紙の重なり部分については
「これは下地がずれてますね。下地をきちんと貼り合わせてないし、段差が出来たら普通はパテ盛りをして均すのですが、その工程をやってませんね。
壁紙を貼り替えるとなると下地も交換しないと駄目だと思うので、それで工務店さんはやろうとしないんだと思います」
面倒臭いからやらないのか、あいつら(アフター部門)
とにかく施工の美しさにこだわる業者Cさんは、
4連窓に関しては、できれば先に壁をふかしてほしいそうです。
その方が内窓の枠をつけるにしても、仕上がりが綺麗になるそうです。
尚、国の窓リノベの補助金ですが、
こちらは1世帯1回かぎりではなく、何回でも申請できるそうです(予算上限まで)
なので、今回は引き違いの窓だけ先に内窓をつけて、
4連窓は壁工事が終わってから、ここだけ内窓工事をする、という対応でも補助金はもらえるそうです。(1回あたり補助金合計が5万円以下になる工事は対象外)
国の補助金は5か年計画で、今年は3年目。
あと2年しかありませんし、補助の金額も年々下がってきています。
今やるしかないでしょ!
国の補助金はホームセンターの方で申請してくれますが、クールネット東京の方は業者Aさんと同じく施主が自分で申請するそうです。
おっしゃ、こい。事務仕事はまかせろ。
業者Cさんの外構提案はちょっと胸を打つものがあったので、このまま縁は繋いでおこうと思います。
ところで。
内窓と言えばリクシル、YKKAPですが、大信工業さんのプラストはご存じでしょうか。
次回、防音に特化した大信工業さんのお話。