家の壁紙の張替えから、物置まで上棟してしまうガチな方からしたら、危なくて見ていられないDIYが始まるよー。

 

音は窓から入ってきます。

窓をどうにかしなければなりません。

 

南側にある窓の全てから音が入ってくるので、全ての窓に防音工事が必要なのですが、とりあえずどの程度音を軽減できるのか試してみてから大枚払いたい。

私の部屋(納戸2)の窓をまずなんとかしてみて、それから次のフェーズに移りたい。

 

幸いにも私の部屋の窓は小さいので(上げ下げ窓に出来なかった悲しい窓さ)、部材の量も少なくて済みます。


 

YouTubeで時々見るプラダンを使った断熱用2重窓。騒音対策にもなると言われています。

なかなか良きDIYです。あんな感じでいけるのでは?と思うかもしれませんが、その程度でなんとかできるなら、東京中のガス乾燥機を1台残らず駆逐したいと願ったりはしません。

 

 

窓に騒音対策を施す為には「重さ」がある防音板を作る必要があります。

 

何が最適解か。

何をそろえれば良いのか。

 

答えはわりと簡単にAmazonにありました。

 

 

ぽちりました。

 

厚さ9mmの吸音パネルです。

2020年ごろには厚さ1cmで国産の吸音パネルがあったのですが、今は手に入らなくなりました。残念です。

 

ウールっぽい素材でできた音を吸収する物ですが、これだけで音をどうにかする事はできません。

 

 

パッケージを開けてしまった画像しかありませんが、こちらは遮音シートになります。厚さはいろいろありますが2mm以上の物が良いです。

ゴム製の振動を抑える物です。

これと組み合わせる事で、初めて音を軽減する事ができます。

 

この遮音シートは、かなりのゴム臭がしますので、玄関ホールに一晩広げておきます。

その間に芯地となるベニヤ板を買いにいきましょう。

 

 

近所のホームセンターで買ってきました。

私は会員カード持ちなので5カットまで無料でやってもらえました。

 

厚さは4mmです。もっと厚くてもいいのですが値段と取り回す重さとの兼ね合いです。

ベニヤ板は切った瞬間から反ってくるので、さっさと加工します。

 

ホームセンターでカットしてもらったままだと、カット面にケバケバがあって手に刺さるので、3Mのスポンジやすりでざっとヤスリ掛けをしておきます。

 

ベニヤ板の片面に木工用ボンドを出し、クリアファイルを切ったものをヘラの代わりにして薄く伸ばします。

その上に臭いを飛ばしておいた遮音シートを貼り付けます。

 

 

遮音シートは30cm×30cm。ベニヤ板のサイズに合わせて足りない所はカットして貼り付けます。カッターでも鋏で簡単に切れます。

半端なサイズ(切り落とし)が出来ますので、それも貼り付けます。無駄にしません。

 

今回、設置する窓サイズを2分割して防音板を作ります。

1枚物にすると、重さが10kgを超えるので、取り回しが難しくなるし、窓から落ちた時大惨事になりかねません。

基本、私が付けたり外したりしますので2枚に分けました。

 

遮音シートはゴム製ですから、これもかなり重いのです。

木工用ボンドだけでは固定が心もとないので、タッカーでさらに固定します。

タッカーの針は10mmしか持ってなかったので、ちょっと長いけど使います。

 

 

銀色の部分がタッカーを打ち込んだ部分です。

紺色の布は、窓枠から取り外す時に使う把手代わりになります。

こちらも木工用ボンドとタッカーで止めてます。

 

 

ベニヤ板4mm、遮音シート2mmの厚さの為、ベニヤ板の裏側に針が出ます。

気を付けましょう。

 

尚、作業をする時は、Amazonから送られてきた時の段ボールを床に必ず敷く事。

でないと新築の家の床が傷らだらけになります。

 

針がつんつん出ていて危険な方に木工用ボンドを伸ばしていきます。

ここに吸音パネル(グレーのウールっぽいやつ)を貼っていきます。

針が出ているので、これがいい具合に吸音パネルを引っかけてくれます。

本当はここで防音板の反り防止に心棒として角材を最低でも1本打ち付けるのですが、その反りを逆に利用しようと思うので、このまま吸音パネルを貼り付けます。

そもそも私、金槌を持ってない。

工具無しでDIYに臨んでおります。

 

逆側にも貼り付けます。

逆側はゴムの遮音シートが付いてますので、こちらは吸音パネルに付属していた透明のジェルみたいな両面テープで付けていきます。

 

 

固定の為に洗濯バサミで止めています。

 

このまま2日くらい放置。

しっかり乾くまでしばし待ちます。

 

つづく