新居が引き渡された時、真っ先に感じたのは足裏の違和感でした。
木造の家に住んだ事が幼少の頃だけだったので、はたしてこの違和感は
正常なのか異常なのか解りません。夫も「?」な状態でした。
その違和感は、
梁がある
床板の下、梁がある部分とそうでない部分の差がはっきりと解る。
ベコベコしているとか、梁が無い所が柔らかいとか、そういうのではないのですが、
差がはっきりと判る。
張りがあって嬉しいのはお肌であって、
床に梁があるのは当然としても、ここまで主張しなくてもいいのではないか?
1階は比較的無視できる範囲の梁なのですが、
その代わり床鳴りが凄い。
ある場所を歩くと、別の場所に響く。
ソファの夫が座っている場所の後ろを歩くと、
夫が「ソファが揺れる」と言う。
え、私、そんなに太った?
そんな要らんストレスまで与えてくれるとは、まじ許さまじ床鳴りめ。
これ、大丈夫なの?
当然、現場監督バンビちゃんに連絡しました。
バンビちゃん&工務店の社長さんは言いました。
「木造なので木が動くんです。少し木材の好きにさせてもらえませんか」
私は好きにしたけれど、君らも好きにしろ、と言った覚えはない。
私「鉄骨だとこうはならないの?」
バンビちゃん「そうですね」
えー鉄骨だって床まで鉄ではないでしょうに。
木材はイキモノなので、しばらくうにょうにょ動くは仕方ないのですが、
普通、十分に乾燥させた木材を使いませんか?
ウッドショックの影響で、我が家の木材は乾燥不十分が回されたのではないの?
そんな気持ちにすらなる床の凸凹。
クイックルワイパーをかけて感じる違和感。
むむ?
これは?
この赤丸部分が特にぼこっとなっているぞ?
(図面古いですが間取りは変わりません。最終図面が見つからないの)
結合部ですね。
ここが盛り上がっている。
水色の部分、窓枠の下もぼこっと梁が盛り上がっているのですが、
これは構造上仕方ないのかな?
あまりに梁の存在を足元に感じるので、
エレガードの缶を床に置いてみた結果がこちら。
赤丸も青丸もエレガードが転がります。
ここは引き渡し前に現場を見た時に感じたあの違和感があった場所。
段差、解消されてない!
私の部屋は赤丸に囲まれてすり鉢状に凹んでいる状態。
バンビちゃん!
これは・・・何!!
バンビちゃん「き、木は動くので」
そう木は動くので、この場所はしばし様子見となりました。
この時2023年12月。
年末に向けて、思ったより寒い新築の家で、家具も揃わないまま、
私達は不安に駆られながらお正月を迎えようとしていました。